梗 概
旅の終わり
ある日、Aのところに招待状が届いた。表題は『ミステリー列車にご招待』皆さん是非どうぞご参加ご乗車ください、とのことであった。
その列車は名古屋を出発し、1週間ほど全国各地を回って旅をするという。ミステリー列車なので、最後の行く先、目的地はもちろん秘密。ラストの事など気にせず、それまで各地でのご旅行を各位で存分にお楽しみください、とのことであった。また、招待の対象は高齢者が多いため、家族を含め介助介護などの付き添いの参加乗車もOK。出発は翌年の8月、名古屋駅。参加費は1人30万円から応相談。詳細は主催者までご相談ください。ご参加お申込み、是非どうぞ、お待ちしております、よろしくお願いします、という事であった。
家族、現在受けている医療介護関連など、そして主催者側とも相談の上、参加を決めて申し込んだA家族。Aは既に90才、介護も必要なので同居の60才娘が参加することとした。
かくして、A家族は各地を回って、日頃できない旅行も満喫しながら1週間を過ごす。最後に到着したのは名古屋から少し離れた所にある片田舎であった。そこは、戦時中にAが集団疎開していた場所であった。
①ミステリー列車で、微弱なSFです
②主催者は、介護施設経営の寺院(戦時中、集団疎開を引き受けていた)
③招待客は、戦時中の集団疎開関係者(現在の施設入所者なども乗車している)
④旅先は、広島、京都などで、最後は岐阜の片田舎(集団疎開の地)
⑤旅の途中、世の中の戦争記憶の薄れや、農業・祭り・地域行事の衰退などにも直面し、嘆きながらも、疎開経験者には当時の記憶がよみがえり始める(推定なども含めて)
⑥旅の終わりに、Aと寺院の息子が当時恋仲であっただろうことが判明。しかしAは出征、戦死。フィリピンで戦死した彼の名前の一部が、寺院家族とA家族に残されており、Aは彼との形見をも残していた。旅は終わりか? フィリピンへ続くか? A家族は決断する
文字数:802
内容に関するアピール
第7課題で、最終課題の序章にもなり得る様に書いた「旅の終わり」を拡大して書く予定です。第8課題の「レス・アローン」と融合して拡大する理想もありましたが、夏に向けて全く時間がなくなり、たぶん融合は無理だろうと、今は考えています。いずれにせよ今から4万字スタート。数字の上では1週間に1万字を4週間ならば4万字可能ですが、実際には困難と思います。どこまで書けるか挑戦です。できれば2万字以上が目標です。
文字数:199


