旬のネタを使うことは、作家がいま何を考えているかを読者さんに提示する、わかりやすい方法です。
そして、現役作家にとっての大きな武器です。小説の世界では、これまでに作家たちが多くの名作を書いていて、圧倒的な質と量のアーカイブがあります。ですが、どんな過去の大家も、いまの旬のネタで書くことはもうできません。現役の作家にできる、アーカイブと競って読者さん手に取ってもらう手立てのひとつが、いまこのときの題材と思考基盤で小説を書くことなのです。
いまを生きるみなさんが、SFのアーカイブに何を加えられるのかを考えて、挑戦してみてください。
(長谷敏司)

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