ゲンロンSF創作講座の最終講評会は、「ゲンロンSF新人賞」と銘打ち、『ゲンロン13』(2022年刊行予定)に掲載される最優秀賞作品を選考します。審査員を務めるのは、菅浩江、伊藤靖、東浩紀、大森望の4名です。
最終作品については、特定の課題やテーマを設けません。過去の回に提出した作品をリライトしてもかまいませんし、完全な新作でもかまいません。枚数は400字詰原稿用紙で120枚分(48,000字)を上限とします。各作品には、選考委員に向けたアピール文(800字程度)を添えることができます。
第5回ゲンロンSF新人賞 結果発表
(2021.9.4発表)
「ゲンロンSF新人賞」には26篇の提出があり、大森望講師選出による8篇の最終候補から、ゲスト講師6名(新井素子、円城塔、法月綸太郎、井手聡司、小浜徹也、溝口力丸)による投票と、菅浩江、伊藤靖、東浩紀、大森望の審査により、下記のように決定いたしました。
作品を提出いただいた受講生のみなさま、選考に協力いただいた講師のみなさまに、あらためて御礼申しあげます。選考会の模様は動画として公開しています。
新人賞受賞作は、大森、東両氏の指導のもと改稿を経て、弊社媒体にて発表予定です。
【第5回ゲンロンSF新人賞】
・田場狩(タバカリ)「秘伝隠岐七番歌合(ひでんおきななばんうたあわせ)」
・かわのさきこ「水溶性のダンス」
【第5回ゲンロンSF新人賞 菅浩江賞】
・中野伶理「銘刀の絆」
【第5回ゲンロンSF新人賞 東浩紀賞】
・吉羽善「上へ参ります、上へ参ります」
第5回ゲンロンSF新人賞 最終候補作品
(2021.8.12発表)
大森望主任講師により、総提出数26作のうち、以下の8作が最終候補に選ばれました(著者名50音順) 。
選考は9月25日(土)13時より、五反田・ゲンロンカフェにて行われます(※)。
選考会は受講生を除き原則非公開ですが、ゲンロン完全中継チャンネルにて無料生放送を予定しています。
1 かわのさきこ「水溶性のダンス」
2 去場司「その感情雨(あめ)が降るまで」
3 宿禰「夏」
4 田場狩(タバカリ)「秘伝隠岐七番歌合(ひでんおきななばんうたあわせ)」
5 中野伶理「銘刀の絆」
6 長谷川京(けい)「偽景(ぎけい)」
7 フジキヒデキ「借りてきたネコは恋をする」
8 吉羽善「上へ参ります、上へ参ります」
※選考会は9月3日(金)開催を予定しておりましたが、選考時間確保のため、日程を変更いたしました。関係各位にはご迷惑をおかけいたします。