ゲンロンSF創作講座の最終講評会は、「ゲンロンSF新人賞」と銘打ち、2023年刊行の『ゲンロン』本誌に掲載される最優秀賞作品を選考します。

最終作品については、特定の課題やテーマを設けません。過去の回に提出した作品をリライトしてもかまいませんし、完全な新作でもかまいません。枚数は400字詰原稿用紙で120枚分（48,000字）を上限とします。各作品には、選考委員に向けたアピール文（800字程度）を添えることができます。

第６回ゲンロンSF新人賞　結果発表

（2023.3.25発表）

「第６回ゲンロンSF新人賞」には３２篇の提出があり、大森望講師選出による６篇の最終候補から、ゲスト講師８名（新井素子、円城塔、法月綸太郎、藤井太洋、井手聡司、小浜徹也、田中玲遠、水上志郎）による投票と、菅浩江、伊藤靖、東浩紀、大森望の審査により、下記のように決定いたしました。
作品を提出いただいた受講生のみなさま、選考に協力いただいた講師のみなさまに、あらためて御礼申しあげます。選考会の模様は動画として公開しています。

新人賞受賞作は、大森、東両氏の指導のもと改稿を経て、弊社媒体にて発表予定です。

【第６回ゲンロンSF新人賞】
・猿場つかさ「海にたゆたう一文字に」 

【第６回ゲンロンSF新人賞　大森望賞】
・邸和歌「トコエルの成長計画」

【第６回ゲンロンSF新人賞　伊藤靖賞】
・柿村イサナ「わたしは孤独な星のように」

【第６回ゲンロンSF新人賞　東浩紀賞】
・中野伶理「ロストミュージアムの天使」

【第６回ゲンロンSF新人賞　ネコ乱にいるからもっとうまくなるで賞】
・和倉稜「エメの名香」

【第６回ゲンロンSF新人賞　ネコ乱に来たらもっとうまくなるで賞】
・広海智「タイタンに降る」
・瀧本無知「リン・キャンベルを忘れるな」
・佐竹大地「私探しカーニバル」

（「ネコ乱」とは、菅浩江が運営するシラスチャンネル「菅浩江のネコ乱入！～創作講座と雑学などなど」です）