常聞

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梗 概

常聞

都会の郊外で事件が起きた。駅前でバスを待つ人々が突如、何者かに襲われたのである。事件はテレビ番組の速報で放映され、防犯カメラに映る犯人の姿も公開された。犯人の姿に見覚えのある視聴者Aは大きく動揺。しかし、通報などで犯人を刺激することで自分の身に危険が及ぶ可能性等も考え、まずは『知らぬ存ぜぬ』を決め込んだ。
 犯人の姿に見覚えのある者がもう1人居た。Aの上司Bである。Bもまた『知らぬ存ぜぬ』を決め込み、翌朝、職場である市役所に出勤する。ところが、待合い席に犯人と思われる男の姿を発見し、2人は怯える。しかし上司Bの機転で、何とか犯人の通報に成功。おかげで市役所内での人的被害もなく、犯人のスピード逮捕に至った。
 犯人逮捕に至った次第が明らかになり、関係者は安堵するが、その立役者であるBは職場から出向を命じられる。そして、退職警官を名乗る人物が市役所に現れ、事件の意外な事実を口にした。事件の被害者、犯人ともに、一般の日本人とは少し遺伝子が異なるらしいのだ。縄文時代の人類の遺伝子が多く含まれている可能性が高い、ということだった。まさか事件は縄文人同士の抗争だったのか? その事に引っ掛かったA、Bの上司であるC部長は昭和にさかのぼって記憶をたどる。彼の記憶に残る地「常聞」。そうか、もしかしたら、あの地「常聞」は、その「じょうもん」だったのか。C部長は「常聞」の地に向かった。

文字数:589

内容に関するアピール

郊外の駅前で起きた傷害事件と、その後の模様のストーリーです。一旦事件が落ち着いたのち、新たな事実が浮かび上がります。事件は縄文人の末裔同士の抗争だったのか? 疑問を持った市役所の部長が探り始めますが・・・。締切りを迎えてしまいました。無念ながら提出いたします。

文字数:130

課題提出者一覧