ゲンロンSF創作講座の最終講評会は、「ゲンロンSF新人賞」と銘打ち、『ゲンロン12』(2021年刊行予定)に掲載される最優秀賞作品を選考します。審査員を務めるのは、菅浩江、伊藤靖、東浩紀、大森望の4名です。
最終作品については、特定の課題やテーマを設けません。過去の回に提出した作品をリライトしてもかまいませんし、完全な新作でもかまいません。枚数は400字詰原稿用紙で120枚分(48,000字)を上限とします。各作品には、選考委員に向けたアピール文(800字程度)を添えることができます。
第4回ゲンロンSF新人賞 結果発表
(2020.9.4発表)
「ゲンロンSF新人賞」には27篇の提出があり、大森望講師選出による7篇の最終候補から、ゲスト講師6名(新井素子、円城塔、法月綸太郎、井手聡司、小浜徹也、溝口力丸)による投票と、菅浩江、伊藤靖、東浩紀、大森望の審査により、下記のように決定いたしました。
作品を提出いただいた受講生のみなさま、選考に協力いただいた講師のみなさまに、あらためて御礼申しあげます。選考会の模様は動画として公開しています。
新人賞受賞作は、大森、東両氏の指導のもと改稿を経て、弊社媒体にて発表予定です。
【第4回ゲンロンSF新人賞】
・榛見あきる「踊るつまさきと虹の都市」
【第4回ゲンロンSF新人賞 優秀賞】
・藍銅ツバメ「めめ」
【第4回ゲンロンSF新人賞 大森望賞】
・今野あきひろ「受戒」
【第4回ゲンロンSF新人賞 東浩紀賞】
・稲田一声「おねえちゃんのハンマースペース」
第4回ゲンロンSF新人賞 最終候補作品
(2020.7.30発表)
大森望主任講師により、総提出数27作のうち、以下の7作が最終候補に選ばれました(著者名50音順) 。
選考は8月28日(金)19時より、五反田・ゲンロンカフェにて行われます。
選考会は受講生、ゲンロン友の会上級会員を除き原則非公開ですが、ゲンロン完全中継チャンネルにて無料生放送を予定しています。
2・宇部詠一「愛と友情を失い、異国の物語から慰めを得ようとした語り部の話」
5・榛見あきる「踊るつまさきと虹の都市」