テーマ

「最初と最後でタイトルの意味が反転する物語を書いてください」

  • 斜線堂有紀
  • 大森望
  • 課題提示、梗概審査:斜線堂有紀
  • 梗概講評:田中玲遠(集英社)
  • 実作講評:藤井太洋
  • 実作講評:浅井愛(文藝春秋)
  • 梗概講評、実作講評:大森望

梗概提出締切| 2024年1月19日(金)

梗概講評会| 2024年1月26日(金)

実作提出締切| 2024年2月16日(金)

実作講評会| 2024年2月23日(金)

自分は何作家かと問われれば、大喜利作家なのではないかと思います。というのも、アンソロジーや特集で何かしらテーマを与えられた時にこそ、私は最も生き生きと小説を書けるからです。難しく面白い縛りを与えられると、そこであれこれ試行錯誤したくなってしまうのですね。実を言うと、私は受講生でもないのに超・SF作家育成サイトのテーマを参考に梗概を作成しては一人で四苦八苦していました。何せ、どれも考えると面白そうなので。このテーマで書けば面白いに違いないだろう、というテーマは見ているだけで楽しい。金脈です。

そんな私が自分に課されて最も想像力が湧くものは何だろう、と考えた時にこれが浮かびました。

奇想による読者への掴みだけで勝負しているような作家が考える究極の掴みとはタイトルです。今回はこれで読者を翻弄し尽くしてやりませんか。この縛りで生まれるものは絶対に面白いに違いありません。

(斜線堂有紀)

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