サマーギャンブライブラリー

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ネーム

サマーギャンブライブラリー

ネームに関するアピール

※このネームは、いちど30日に投稿したものから全ページ修正しています。30日に投稿した後にどうも出来に納得がゆかず、修正したものを作って講義当日に持っていこうと考えていたところ、急遽締め切りが延長されたことで修正ネームを3日に作り、投稿自体をやり直したものです。以下のアピール文も、30日に投稿したものを一部変えたものです。

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武富先生の課題文を読み、内容としては「自分はしばらくはこの方向をメインに作風を確立したい」というものについて考えました。その結果、

●観念的には「こしょっとしているが、そこに世界の全てが詰まっているかのような錯覚をもたらすもの」(前回、現地でさやわか先生とお話させていただいた際『小さなドラマ』という言葉で言い表していただきましたが、正にそうしたものかと思います)小さなドラマの気持ちよさの到達点として目標とする具体的な作品としては、今回考えてみて志村志保子さんの「女の子の食卓」が浮かびました。それに自己紹介で挙げた須藤真澄、町田洋的な叙情性を伴わせられたら、というのが理想です。
●読み味は、絵柄を含めてライトに読めるもの。親しみやすさ、ポップさを重視する。ここに関しては今は熊倉献さんをお手本に考えています。

といったようなことを考え、ネタをストックの中から選びました。

また「作品として、未知の読者に向けて描く」という点は、今回もむろんそうですし、毎回強く意識したいと思っています。

当初テキストで書いたプロットのとおりにネームに起こそうとしたところ、「字だといいように思えたけど絵をつけてみるとダメだった」「ページ数におさまらなくなった」という穴にはまり、構成や展開をかなり苦悩しながらいじり、なんとか完成までたどりつきました。その意味で、武富先生の書かれていた、「締め切りに追われながら」気づき、整理(捨てる)していく、という工程のしんどさ、大事だと思っていても捨てることは実は結構できる、などの実感は得られました。

作業工程としての問題を分析すると、

①前回が割とスムーズに進められたので、主にスケジュール面で自分を信用しすぎてしまった。
②時間の関係もあり「ネーム前ネーム(山口つばさ先生の言われるところの『うんちネーム』)」を作らずにネーム作業に入ってしまった。もちろんこれは①にも関係します。

という2点があったと考えており、これは次回に教訓として活かしたいと思います。

前回の課題で指摘された「ディティール」に関しては、実際に図書館に行き、登場人物と同じ方法で本を選んでみたりしました。

ただもう一点指摘のあった「字で説明しすぎ」な面については、クセになってしまっている部分、また短編での状況説明の必要性とのさじ加減の技術不足、といった面から、今回も改善されているとは言えないと思います。むしろ多いなと思います。完成稿ではだいぶ整理して削りたいです。

また、繋がりの部分で練りが足りていないところがあると思っています。特に4p冒頭のセリフは無理やり入れた感が拭えず、何か代案を考えねばならないと思います。

 

文字数:1278

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