ネーム
爆光自衛隊
ネームに関するアピール
《自分の今一番描きたいもの》を描くという事で、好きな三要素「オカルト」「ミリタリー」「SF」の3つを組み合わせた作品を構想しました。
津波により甚大な被害を受けた直後の日本に百鬼夜行が上陸。津波により電力は途絶し、残された人員と限られた道具で百鬼夜行と戦う自衛隊の姿を描きました。
設定が情報過多にも関わらず、面白さの核を世界観設定に置きたかったので起承転結で完結する話ではなく、大きく広がる物語の序章として16ページを描きました。
自衛隊VS妖怪という構図だけを描けばもう少しシンプルになったかと思いますが、それだとただのドンパチになってしまうので、文明の利器である電気を失った人類(自衛隊)が妖怪達と長期戦を戦い抜くには?という和製ゾンビ系を目指しました。ページ数があれば電気が如何に人類の対抗手段足りえるかという点をもっと面白く深掘りしたかったですし、長期戦=再生可能エネルギーの活用という現代の課題にリンクさせた生存戦略などを前面に出した内容にしたかったです。(自衛隊が銃を使っていないのは銃火器の類は数に限りがあるので、汎用性と再利用性の高い小型レールガン&硬貨を用いて銃の代用としている~(略)みたいな設定とか)
今回の課題を通して理論理屈を説明しながらでないと展開出来ない設定の難しさを痛感しました。
文字数:553