碧月ブルームーンにフラを捧ぐ

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梗 概

碧月ブルームーンにフラを捧ぐ

SF創作講座事務局よりお知らせ(2018.7.27)

本作品は商業媒体への掲載を予定しており、現在、本サイトでの公開を中止しております。

今後の情報はこちらでご覧ください。
https://yashimayugen.com/works/

文字数:115

内容に関するアピール

 一行でまとめると「気候改造され、地球との接触を断った月のライフガードたちが、南洋航海種族としての衝動を鼓舞され、謎の星となった地球に飛び立つ」話。
 本作では、ポリネシア文化とフラダンスにより「月らしくない月」を目指す一方、「それでもやはり月」の要素を取り入れた。「タブー」はポリネシア語を起源とする。
 地球からの訪問者を迎える本作は、「逆かぐや姫」的構造とも言えよう。月と(地球の)海が潮汐力によりつながるように、月の海も地球とつながる。
 本作の読みどころは、《ビーチ》での立体サーフィン、無酸素救助活動(レスキュー・ダイブ)、フラ合戦である。男性フラダンスの力強さと豊かな表現力は、マオリがラグビーなどの前に演じるハカ、さらには相撲の四股にも通じ、既成概念を破るものがある。
 なお月にかつて火山活動があり、水が存在することはいずれも事実である。

文字数:374

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