他人から体験談を話してもらった時に、私が面白いと感じるのは「その人が一番他人に知られたくない恥ずかしい思い出」を話してもらった時です。

遠い昔のことなのに、夜中にふと思い出してはうわーっと悶絶するような体験。
そういう体験は誰にでも複数あると思います。もちろん私にもいくつかあります。

知らない人の話を延々聞かされるのはとても退屈な事ですが、そういう体験なら漫画にしても面白いと思ってもらえるのではないか？と思い今回のネームを描きました。

しかし、自分の「恥ずかしい思い出」を描くというのはつまり「自分の失敗談や嫌な部分を描く」ということになりますよね。
今回は実体験とはいえ、楽しんで読んでもらえるように色々と誇張して描いていますし、フィクションも多々混ざっています。が、それでも嫌われるのではと怯えています。

実体験を元に物語を描くというのは本当にエネルギーを使うし、正直狂気の沙汰だなと。
題材に「自分がめちゃくちゃクズだった思い出」を選んだのは自分なわけですが、一番面白くできそうだと思ったものがそれだったのでもう仕方がないです。
あわよくば人に好かれて生きていきたいですが、読んでくださった方に少しでも楽しんでもらえたら幸いです。

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※ネームの絵が細かく入っている理由は以下です。

・1回目の課題なので絵柄を知ってもらいたいため
・話の内容からキャラクターの細かい表情が重要なだと判断したため

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