完成稿
雪うさぎ、つくる
完成稿に関するアピール
【構成について】
ネームの講評時に、引きのシーンや冷凍庫のシーンを追加してはどうか、どんな場所にいるのか、などの設定を詰める必要性。女の子のかわいさで見せるマンガ。ということを指摘されました。
それを受けて、雪うさぎが溶けてこれだけ悲しむ子どもとは一体どういう環境にいるのか、ということを掘り下げていきました。
彼女にはきっと友達はそんなにいないのではないか。そして雪うさぎはひとりで作っていたのでは?
さらに引っ越してきたばかり、親は忙しくあまり構ってもらえないという設定を追加。
また、女の子の孤独感の表現や雪うさぎに対する愛着が欲しかったため、前半にページを増やすことにしました。
【狙ったこと】
みなさんのネームを見て思ったのですが、自分の話は物語がかなり単純です。
マンガとしてみせるには、もう少し演出の必要があるのかなと感じました。
完成稿では単純な話を補うべく、単純な話なりにドラマチックに見せられるよう工夫しました。
【絵について】
とにかく絵柄を安定させられないことが残念。
線で絵を決めていくのは、なかなか思い切りがいるなと思いました。
一方、マンガならではのオーバー気味な描写ができるのが面白かったです。
自己紹介という内容とは離れていったような気もしますが、出来上がった作品こそがある意味自分であるということにしておきたいと思います…
どうぞよろしくお願いします。
文字数:579
ネーム
雪うさぎ、つくる
ネームに関するアピール
ごく小さい頃の経験の「雪うさぎがとけた事」と感情「悲しみ」と「罪悪感」を元にして話をつくりました。
水の循環の話はもう少し大きくなった頃に本を読んで知ったことでしたが、
それでは物語らしくならなかったので、雪うさぎを擬人化して語らせるという形にしてみました。
しかし、そのせいでなんだかよくわからない状況になってしまったような気もします。
文字数:227