結婚記念日のディナーは。

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完成稿

結婚記念日のディナーは。

完成稿に関するアピール

前回の講評で「1ページ目で主人公がわかりにくい」との指摘を頂いたので、1ページ目で主人公の全身ぶち抜きを入れています。

○その他ネームから改変したところ
・ところどころ時間の表記を足し、8ページ目では窓からの夕暮れのコマを加えて時間が溶けていく感じを強調した
・9ページの最後のコマと10ページの1コマ目はキャラに同じポーズをさせ、夢と現実の境界を表現した
・8ページ1コマ目、10ページ2コマ目を少し引きの絵にして、状況がわかるようにした

くだらないエッセイ漫画、楽しく描きました。
よろしくお願い致します!

文字数:249

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ネーム

結婚記念日のディナーは。

ネームに関するアピール

このネームで、大ゴマは11ページと14ページに設けています。

11ページについて。
花束とは本来だったら喜びや感謝の対象となりますが、この場面での花束は、主人公にとって自分を容赦なく責め立てる鈍器のようなものに感じられています。だらけて何もしていない自分と、相手を思いやる夫を対比させ、罪悪感を際立たせるために花束のアップ・対峙する二人を描きました。衝撃を感じさせるために、ここまでの展開ではとにかく主人公が私欲に飲み込まれて行く描写を積み上げていきました。

14ページについて。
夫婦で食卓を囲んでいるのに、お皿にはチョコプレートだけ…を強調させるため大ゴマで描きました。花束と、なけなしのプレート、微笑む夫、複雑な表情の主人公。絵はシンプルですが、ひとつ一つに意味があり、眺めていてじわじわと感情(不甲斐なさ、もの悲しさ、可笑しみなど)が伝わるようなコマを目指しました。

よろしくお願いいたします!

○補足

この作品は合同誌に掲載するために描きました。
合同誌の「欲 その望みは破滅ー。」というテーマにあう内容を考えていく中で、突き詰めていくほど、自分には、何かをどうしてもやりたい!手に入れたい!という欲よりは、食べたい・寝たいなど本能的な欲ばかりがあると気づきました。自分の中にある欲を、物語として構築できればと思いましたが、リアルに描く方が筆が進み、今回はエッセイ漫画になりました。(実際には花束もプレートもなく、ただダメな結婚記念日だったので、セミエッセイ漫画になるのでしょうか…)

花束=人を思いやること、
プレート=気持ちはあるのに行動に移せなかった残骸、の象徴として作りました。合同誌は色々な作品があると幅が出ると思うので、箸休め的なギャグ漫画になるといいなと思います。

文字数:733

課題提出者一覧