バーチャル空間の自分と現実世界の自分

作品プラン

バーチャル空間の自分と現実世界の自分

課題は100枚ドローイング。CGでも良いとのことなので自分の身体をテクスチャとして貼り付けた3DCGの物体を100個作ろうと決めた。

はじめに目の写真を貼り付けた球体を作ってみる。うーん、気持ち悪い
気持ち悪いが少し快感も覚える

自分の身体を写真として一部一部を寸断し、3Dモデルにテクスチャとして貼り付け、新たな身体性を獲得する
寸断された身体を新たな形で作用し合わせ、別の文脈を生む

アイデンティティやナルシシズムの問題もそこには存在するように思える
数個作ってみたものを見ると自分自身に対する認知を少し緩まって
普段手が届かない自分の心のバラバラの部分を改めて再確認し
自分と向き合う作業を疎かにしていることに気づいた

身体以外の、自分の身の回りに存在するものも寸断して再構築しようという気分になってきたので、日用品なんかも3D物体に貼り付けてみる。

…ところでもし3D空間で自分そっくりのものが粗相をすれば現実世界の私は粗相をした気分になるだろう
だけど3Dの自分は単なる3Dであって自分とは違うはず。それなのに変な気分になるだろうことは間違いない

3D空間で動く寸断された自分は現実世界の自分にとってどういう存在であるのか
そんなことを考え、鈍い危なさを感じながら、ちょっと歩を進めてみた

 

 

06_安本啓希_バーチャル空間の自分と現実世界の自分

文字数:536

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