ゲンロンSF創作講座の最終講評会は、「ゲンロンSF新人賞」と銘打ち、『ゲンロン7』(2017年11月刊行予定)に掲載される最優秀賞作品を選考します。
審査員を務めるのは、大森望、東浩紀、飛浩隆の3名と、過去のゲスト講師(任意参加)です。
最終作品については、特定の課題やテーマを設けません。
過去の回に提出した作品をリライトしてもかまいませんし、完全な新作でもかまいません。
枚数は400字詰原稿用紙で120枚分(48,000字)を上限とします。
各作品には、選考委員に向けたアピール文(800字程度)を添えることができます。
ゲンロンSF新人賞 結果発表
(2017.3.16発表)
「ゲンロンSF新人賞」には16篇の提出があり、大森望講師選出による6篇の最終候補から、大森望、東浩紀、飛浩隆、およびゲスト講師12名(長谷敏司、藤井太洋、法月綸太郎、新井素子、円城塔、小浜徹也、高塚菜月、浅井愛、都丸尚史、鈴木一人、伊藤靖、井手聡司)による投票と、大森、東、飛3名の審査により、下記のように決定いたしました。
作品を提出いただいた受講生のみなさま、選考に協力いただいた講師のみなさまに、あらためて御礼申しあげます。
新人賞受賞作は、大森、東両氏の指導のもと改稿を経て、『ゲンロン』に掲載予定です。
また、選考委員の飛浩隆氏による講評を、本育成サイトにて公開しております。
「ゲンロンSF新人賞【実作】」講評録(飛浩隆)
【第1回ゲンロンSF新人賞】
・高木刑「ガルシア・デ・マローネスによって救済される惑星」
【第1回ゲンロンSF新人賞 飛浩隆賞(特別賞)】
・高橋文樹「昨日までのこと」
ゲンロンSF新人賞 最終候補作品
(2017.3.7発表)
・高木刑「ガルシア・デ・マローネスによって救済される惑星」(※)
・火見月侃「道具箱」
・みわ「わたしのクリスタル」
・音依真琴「分離」
・崎田和香子「エンケラドゥスの烏賊」
・高橋文樹「昨日までのこと」
※掲載順はサイト上の表示によります。また、高木さんの作品は本人により一時非公開となっておりましたが、すでに新人賞の提出作品として審査が進んでいたため、本人に意向を確認のうえ継続して審査対象とし、ネット上でも再度公開状態に戻しています。