完成稿
はたらく女
完成稿に関するアピール
ネームからの修正点は主に以下二点です。
①主人公、宏香が小寺さんを目撃するシーン
→講評にて宏香が小寺さんを馬鹿にして終わってしまっていて嫌な印象を受ける…
とのことでしたので、台詞・演出等を大幅に変えました。
ネームの段階ではただインパクトに「引いている」印象が強く嫌な感じが出てる気がしたので
「いつもの小寺さんと違う…」と戸惑っているモノローグをいれました。
課題である「ギャップ」を主人公がきちんと受け止めている印象が強まったと思います。
また小寺さんの様子を見てギャップに驚いているだけだとエピソードとして
間がもたない感じがしたので、躓いた彼女を”助けようかと思うけど気を使ってやめる”…という終わらせ方に変えました。
主人公の淡白さと、ラストで主人公に声をかけフォローをする小寺さんの優しさを対照的になるよう描いています。
②小寺さんが宏香を慰めるラストシーン
→小寺さんの話している内容(ときどきクソ野郎!と思うこと)が昨日の出来事だと、きちんと読者に伝わる様に修正しました。
主人公、宏香が昨日のことを思い出す一コマを挿入しています。
→小寺さんの話している内容(ときどきクソ野郎!と思うこと)が昨日の出来事だと、きちんと読者に伝わる様に修正しました。
主人公、宏香が昨日のことを思い出す一コマを挿入しています。
作画は「黒いところ」「白いところ」のバランスを意識して行いました。
文字数:497
ネーム
はたらく女
ネームに関するアピール
【ギャップのあるキャラづくりに関して】
キャラクター作成にあたり参考にしたのは
「プライベートが全く見えない働き者」です。
どこの職場にもこういう人がいる気がするので興味を持ってもらえるのではないかと思います。
プライベートを最優先してしまう自分には、そういった人がとても謎めいてうつるので
実はものすごい恋愛体質で重い人だったら面白いのではないかと想像して作成しました。
【その他工夫したポイント】
・主人公のキャラ造形
ただギャップを見せて「うわー」となって終わるだけだとストーリーとして面白くないと思い、
ギャップを受けて成長するキャラクターにしようと思いました。
そのために働く人の「オンとオフ」というテーマも絡めています。
・断ち切りの導入
コマ割りが単調と講評を頂いたので、断ち切りを使ってみました。
今回は漫画を見様見真似でやったのでコツがつかめていませんが、
いつもとは違う大胆さが出たかとは思います。
文字数:395