アイツを好きなキミが好き

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ネーム

アイツを好きなキミが好き

ネームに関するアピール

課題文を読み、まず魅力的なヒロインを描けそうなジャンルを考えました。マンガを描いた数が少ないので、自分の可能性を探るという意味でも、王道のラブストーリーを描こうと思いました。
一言で言うと、「片思いの相手に積極的になれない年下男子が、一歩踏み出す話」です。

魅力的なヒロインのキャラ:
内面:普段は勝気だが、好きな人に対しては健気で、仕事も頑張っている、弱いところを人になかなか見せられない
外見:童顔でスタイルが良い。メイクや髪型は現代っぽさを出した造形に

画面づくりについて:
「普段は勝気で本心を隠しているヒロインが、人には見せない顔を見せる瞬間」をメインにしたいと思い、ロケーションとして最適な場所はどこかを考えたところ、ドラマティックな自然現象が見られる湖畔にしました。また、キスシーンっぽいシーンを大きく入れることで、主人公のヘタレぶりにやきもき(or共感)していた読者のストレスを解放したいと考えました。

わかりやすさについて:時間の流れとセリフの流れがスムーズになるように心がけました(間にコマを入れる、できるだけセリフの行数を減らす)。二人の位置関係がわかるように引きのコマを入れました。また、主人公、ヒロインのリアクションがわかるように、表情を挟むようにしました。

読ませるための冒頭について:
設定に突飛なところがないので、ヒロインのかわいさと主人公のダメさを前面に出すことで、この二人は一体どうなるのか?
と読者に思ってもらえるようにしました。

想定読者:現代の若者は真面目だな〜と、話す機会があるたびに思います。失敗を恐れるあまり、なかなか行動できない20代の若者の意識の中に少しでも、「リスクを冒しても行動する」という概念が増える作品になればよいと考えました。

読者にどうなってほしいか:・主人公に共感してドキドキしてほしい ・ヒロインの魅力を感じて欲しい ・一歩踏み出すきっかけのひとつにしてほしい

<反省点>
・普通のラブストーリーになってしまったので、もっと読者に食いついてもらえるよう、設定やキャラにもう一捻り、あるいはもっとキャラを強調できれば冒頭をもっと盛り上げられたのではないか

・説明っぽいセリフやモノローグが多い気がするので、もっと絵だけで伝わるような描き方をしたい

文字数:941

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