ネーム
超・月下美人
ネームに関するアピール
このマンガの「ギャップのあるキャラクター」は、「ヤマメ所長」です。
「普段は仏頂面(クール)だけど、きらきら輝いているように笑う」というギャップのあるキャラクターとして
描きました。
「第一印象とギャップのあるキャラクター」を作る上で工夫した2点
① 読者に印象を残そうと思い、キャラクターの表情が、冒頭では「最低の気分」、
終盤では「最高の気分」に変わるように意識しました。
・「ヤマメ所長」の初登場となるコマ(2ページ左下)は、読む人にとって「第一印象」となるため、
「怒った顔(最低の気分)」にしました。
・花が咲いた後に「ヤマメ所長」が本音を言うシーン(15ページ1コマ目)では、物語で一番盛り上がる場面と
思ったため、「笑顔」を描き、所長の気分が今までで一番高くなるようにしました。
※「最低の気分」が「怒った顔」、「最高の気分」が「笑顔」と分かるよう、
4~6ページに普段の「ヤマメ所長」が喋るシーン(通常の気分)を入れました。
②短いページで、「怒った顔(最低の気分)」から自然な流れで「笑顔(最高の気分)」に変化させるために、
「超・月下美人」の設定と「ヤマメ所長」の人物像を設定しました。
「超・月下美人」は、「怒った顔(最低の気分)」を生む状況を作るために、「ツボミがついたら24時間以内
に、花周辺の広範囲に渡る土を入れ替えないといけない」という体力面で無茶ぶりをしてくる植物にしました。
「ヤマメ所長」はそんな無茶ぶりでも乗り切って「笑顔(最高の気分)」になれる人であるため、
自腹切ってでも咲かせようとする「『超・月下美人』に心血注いでいる人」として設定しました。
意識した掲載媒体はWebの雑誌(pixivに載っているweb雑誌)、ハルタです。
率直なご指摘をいただけると幸いです。
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