安田さんはいつも不機嫌

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完成稿

安田さんはいつも不機嫌

完成稿に関するアピール

ネームの講評で「どの程度の幅の読者を想定するかで、職業モノとしての専門的な内容の描き方、伝え方が変わる」という話がありましたが、より多くの読者を得たいという方向で完成稿を描きました。
この作品の想定している読者層は、ネーム段階での「日常的にアニメを見ている青年層」ではなく、「仕事にやりがいを感じたり、ときにわからなくなったりしながらも日々働いている青年層」へと広げたいです。

ネームからの変更点
・仕事内容の説明。文字中心の図解だったものから、文字を読み飛ばしても感覚的にレンダリングの内容がつかめるような絵をいれました。(…どうでしょう?)
・7~8ページの演出。「印象の強い台詞は見開きの最後に。めくった次のページに、その台詞を聞いた人のリアクションのコマを入れる」というアドバイスを実践しました。
安田にクローズアップするきっかけにもなり、緩急もついて印象を強められたのではないかと思います。
・最後のページの演出。飲み会のときに安田が喋った台詞であるということをわかりやすくするために安田が喋っているコマを追加しました。
絵の構図もあわせて、シンクロ感を高められた…のではないかと…思っています。
・扉絵を追加しました。「CGアニメ制作現場の職業モノ」の導入として、雰囲気を出そうとしました。

現状つたないところもありますが、これくらいの密度感の絵柄をモノにしていきたいと考えています。

文字数:595

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ネーム

安田さんはいつも不機嫌

ネームに関するアピール

「アニメの仕事をしています」(もうやめました)
「どんなことやってたんですか?」というやり取りがよくあります。
そのたびになんと言ったらいいものかと考え込んでいました。

そういうやりとりが今後この教室でもあるかと思い、では課題の題材にしてしまおうということで描きました。

職業モノとして読めつつ、「お話を読んだぞ」という読後感が得られるものを目指しました。
自分の経験を下敷きにしてはいますが、お話を動かすためにいろいろしていった結果、本当3:フィクション7という感じになっています。

マンガ家になりたいと思いこの教室を受講しました。
一年間よろしくお願いします!

 

文字数:275

課題提出者一覧