ネームの講評では「課題をクリアしてない（物語になっていない）」「出し惜しみしている感じ」など指摘され、出し惜しんだつもりは毛頭なかったのですが、振り返ると無意識にブレーキを踏んでいたのかなと思いました。

書き直すにあたって、全部をやり直すか構成はそのままで行くか悩んだ結果、米代先生から「ホワホワしてる感じとシリアスな感じが一緒に出てるところはタケチさんらしさかも」とおっしゃっていただいたので、構成はそのままに内容を少し変えてみました。

私が一番描きたかったのは最後のコマで、そのほかはそれを成立させるために描きました。

自分を出すというのはとても苦く、苦しい作業で、出せるものを全部出すというのはカサブタを無理やりはぐような痛みがあるんだなあと思いました。

できればその痛みを直接伝えるよりも、取れたカサブタをフッと吹き飛ばしてクスッと笑うような、そんな漫画を描きたいと思います。

文字数：388

初めまして　タケチ と申します。

自己紹介って何を言ったらいいのかいつもまごつくのですが

漫画にしてもやっぱりまごついてしまいました。

ポンコツながらも漫画を楽しんで描いてるよ、というのが伝わればいいなと思います。

M井さまその節は大変失礼いたしました。

それではどうぞよろしくお願いします。

文字数：140