ネーム
子供暮らし
ネームに関するアピール
自己紹介ということでいえば、こういう漫画をこの一年で描いていきたいと思ってます。
スピリッツの新人賞に応募したい作品を描きました。
全40ページくらいになる前半部分です。
冒頭部分は少年の生活の状況をただ淡々と説明するだけではおもしろくないので、導入の雰囲気、父親のセリフや回想シーン、電話など、単調にならないように意識して配置しました。
途中から出てきた女性が実は準主役という感じなので、じわじわと話において存在が大きくなるようにしました。
考えながら最初から描いていったので、絵柄やキャラの顔、服装がまとまってませんが(もちろん技術不足が一番の理由)
ペン入れは16、17、18ページみたいな雰囲気で全体を統一できたらと思っています。
16ページの上限はオーバーしました。なんとか16ページに納めることはできそうでしたが、昨年も受講していますし、この一年間でデビュー目指してやりたいと思っているので、それを最優先に課題をつくっていくつもりです。とはいえ、まだまだなのは自覚しているので、少しでもうまくなれるようにこの一年間がんばります。
まだ、確定ではないですが、今後の展開も記述しておきます。
後半
1、道で呆然と立ち尽くすケイコ(扉絵)
2、3、ケイコ目線で、父親についていき宗介が住んでいるマンションに入る、宗介の様子、二人の様子を回想
4、「偽善よ。偽善!子供がかわいそうって言っても、そもそも父親と寝たかっただけでしょ?」と酔った友人(女・尚子)に居酒屋で絡まれる。
いろいろ説教されて、
5、いい?あんたが思ってるほど子供は弱くないし、他所の家庭のことなんて外からはなんもわかんないことよ!いまごろ、宗介君も元気にパパと暮らしてるかもしれないよ。
6、暗い家で、テーブルに突っ伏してる宗介。
7、ぼーっとテレビを見て、爪をかむ。ケイコを思い出す宗介。寝る。台所にはジャンクフードの容器
8、9、学校から帰ってくると、玄関前にケイ子がいる。
10、一週間父親から連絡がないことを知るケイコ
11、生活費もなく、家にはろくな食事がないので、外でふたりで食べにいく
12、食事の癖か好みに共通点があることをケイコが知り、親近感がわく
13、世間話かどっちかの生い立ちか過去などの会話。
14、父親の居場所知らないの?とケイコが宗介にきく。もしかしたら、私がわかるかも。と語りだすケイコ。
15、バーで初めて父親と会ったとき、出身地の話になって、某県の山奥の小さな町で生まれたケイコは、そのことを父親に話すと「俺はこの近くの山奥に住んでいたことがある。」
グーグルアースで検索すると山奥にポツンと一軒家が建っている、ここに住んでいた。
別荘か何か?と聞くと「俺の全てかな?」と意味深なことを言っていた父親。
16、きっとそこに父親はいるし、いなくてもなにかわかることがあると思う。
車で行けないこともないし、明日二人でいってみよう!と宗介をさそうケイコ
車はあるんですか?ない。あ、ひとり当てがある。
17、おんぼろの車をもってきた尚子。なになにこんな山奥にいくの?とぶつぶつ言いながら三人で出発
18、19、とちゅう、車内で会話。パーキングに停まり、宗介を遠くに見ながら、ケイコと尚子が会話「ほんとに父親いると思う?ぜったいいないって。どうせ、金もなくなってとんずらしたんでしょ?もしいたとしても、ぜったいに女といるって、あ、もしかして宗介君の母親だったりしてね。」なんて話す尚子
父親のことを少しは意識していたケイコは複雑。
20、21、山道にはいり、かなり細い道へ。
22、なにか、見覚えがある宗介。フラッシュバックのように、この先の一軒家が記憶からよみがえる。
23、まだよちよち歩きの宗介と母親、そして父親の記憶。そこで住んでいた記憶。
24、一軒家が見えてくる。ボロボロの一軒家。とても人が住めそうにない。
25、号泣する宗介。
26、27、慰めるケイコ。なにか少しでもすくいになるようなことをいうケイコ。
今回の話の部分はエンタメ要素が少ないので、後半でそれを意識してみたつもりです。
まだ足りないでしょうか・・。
以上です。
長々とすみませんでした。
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