カド君（笑）へ

お疲れ様です。

マンガの内容やレベルはともかく…とりあえず驚いていただけたでしょうか。前に話した、私が今がんばっていることは、この「ひらめき⭐︎マンガ教室」マンガを学んでいる、ということなのです。

ネーム段階では女子3人組が奮闘するファンタジー物だったのですが、講評で漫画家の米代先生に

・ネームよりアピール文の方がいい

・コードネーム設定を生かすため現代物で描く。

・推し似男（君のことです）に「マンガを見せて欲しい」と言われたことを本題に、邪な願望と社会的立場の葛藤に、「推し」としてか「人間」としてかどのように関わっていきたいか落とし込む

とご指示いただき全編を刷新し、

小学館の編集の金城さんに、「後輩さんの「死んだ魚のような目」を読み取った感性を大切にしてほしい」と言われ、割としつこく声をかけたり、LINEしたりと、大変な時に不快な思いをさせたと思います。本当にごめんなさい。

あの目の時の前日に、会社を辞めることを決断したのですね。

「マンガを見せて欲しい」など、生まれてこのかた言われたことがなかったので嬉しい反面、そのまっすぐさに恐怖を感じ、少し避けていました。今となっては本当にバカバカしく、その頃からアニメや会社の愚痴をざっくばらんに聞けていたら、何か変わっていたのでは…と後悔しています。完成原稿も君のことを描くことになり、本当に辛かった。セブンの前で「大丈夫ですか？」と言われた時思わずとぼけましたケド、本当は全然だいじょばなかった。

でもここでこのマンガを落としたら自分は前に進めない。と踏ん張り、なんとか形にしました。あまりにも今過ぎてセンシティブな部分も多く、不快な思いを与えてしまいそうですが、ただこれだけは描きたかった。

君は私の思っていた「推し」と全然違ってた！四角が丸になったくらいに。

勤続7年でしたっけ？

ずっーーーといけすかない奴だと思っていたんですけど、本当はシャイで控えめな、カッとなるくせに芯は割と真っ当で、私以上に心が女子っぽい、自分以上に仲良しの同僚を気にかけていて、好きなことを話している時だけ目がキラキラしている笑顔が可愛い「人間」だということを！

そのことに残りの数ヶ月で気付けて本当によかった。

私の答えは「人間として君を推す！！」

私に一本の作品を完成させるエネルギーを与えてくれたんだ、決して「僕なんか」と臆さず、新しい職場・好きなことに挑戦していってください。

私もがんばる、だから君もがんばれー！！！！

P.S. 推しの水着（約2〜3万）は市販されているので、万が一があればご連絡ください買います！ついでに筋肉もつければ良き！来年の夏！ご披露いただけると！待ってます！！

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皆様はじめまして。矢作さくらと申します。

2期から様子を伺っていたひらめき☆マンガ教室に、素人もいい所なのですが参加することになりました。今後ともよろしくお願いいたします！

初回課題「自己紹介」。

前年も課題で出ていましたが、初回だし今年も同じ課題が出るのでは？と思っていました。

大当たりでしたが、とても大変でした。

私にとって「マンガを描く」とは「非日常をかく」こと。私は自分自身があまり好きではないので、「自己紹介」の「自己」をどのように描くかにものすごく悩みました。

時間の制約の中、苦し紛れにも出た答えが、「ファンタジーよりに自分を描く」でした。

作中に出てくる「○○○（←実際はここにうちのクライアント名が入ります）エンジェルズ」や、お互いをコードネームで呼び合う等の設定は、元々は3人の中で残業多めの仕事を楽しく乗り切るためのひとつの工夫でした。

そんな冗談をマンガに落とし込んでみたら、自己紹介も楽しく描き進められるのはないかと思い採用しました。

そして、自己紹介の内容は、合コンの「好きな食べ物は～」とか社内でいう「将来のノルマは～」的なものではなく、これから1年ともに競い合う、ひらめき☆マンガ教室の生徒さんに宛てたものではないといけない。というのは一番にありました。

なぜ漫画をかきたいのか？

この内容は正直言って隠しておきたかったことですが、ありのままを語ることで皆さんに仲間だと認めてほしい。（正直ネームに至らない部分が多いのは承知ですが）その思いだけはちゃんと込めて描いたつもりです。

伝わればこのネームは（私の中で）完全勝利です！

（ちょっと真面目になってしまったので）

今日朝、会社から戦（プレゼン）に出かけて、このネームを提出する前に、作中のものすご～い棒読みで「私の漫画が読みたい」と言い放った男子とすれ違ったのですが、先日社長に怒られたのか、もうね、社会をなめ切った死んだ魚のような目をしていて。推し（やめなさい）のキャラ設定だったらそれで大正解！！！なんですが、最近は笑っててほしいな～って思うようになりました。

そして私の描いたまんがで笑ってもらえるようになれば、これ以上にない。

とりあえずちいさい目標で恐縮ですが、一歩一歩力を付けていきたい所存でございます。改めてよろしくお願いいたします。

矢作さくら

文字数：957