ゲンロンSF創作講座の最終講評会は、「ゲンロンSF新人賞」と銘打ち、『ゲンロン9』(2018年9月刊行予定)に掲載される最優秀賞作品を選考します。審査員を務めるのは、大森望、山田正紀、東浩紀の3名と、過去のゲスト講師(任意参加)です。
最終作品については、特定の課題やテーマを設けません。
過去の回に提出した作品をリライトしてもかまいませんし、完全な新作でもかまいません。
枚数は400字詰原稿用紙で120枚分(48,000字)を上限とします。
各作品には、選考委員に向けたアピール文(800字程度)を添えることができます。
第2回ゲンロンSF新人賞 結果発表
「ゲンロンSF新人賞」は、2018年5月18日に選考会を行い、大森望講師選出による7篇の最終候補から、山田正紀、東浩紀、大森望、およびゲスト講師9名(新井素子、円城塔、飛浩隆、法月綸太郎、井手聡司、伊藤靖、小浜徹也、都丸尚史、溝口力丸)による投票と、山田、東、大森3名の審査により、下記のように決定いたしました。
作品を提出いただいた受講生のみなさま、選考に協力いただいた講師のみなさまに、あらためて御礼申しあげます。選考会の模様は動画として公開しています。
新人賞受賞作は、大森、東両氏の指導のもと改稿を経て、『ゲンロン9』に掲載のうえ、電子書籍としても刊行いたします。弊社媒体にて発表予定です。
【第2回ゲンロンSF新人賞】
・トキオ・アマサワ「ラゴス生体都市」 (電子書籍(Amazon Kindle))
【第2回ゲンロンSF新人賞 優秀賞】
・麦原遼「逆数宇宙」 (電子書籍(Amazon Kindle))
【第2回ゲンロンSF新人賞 東浩紀賞】
・朱谷十七「七織抄」
【第2回ゲンロンSF新人賞 大森望賞】
・ひらぎの「不在のパゼッション」
【第2回ゲンロンSF新人賞 山田正紀賞】
・高丘哲次「人の世の終わり」
第2回ゲンロンSF新人賞 最終候補作品
大森望主任講師により、総提出数22作のうち、以下の7作が最終候補に選ばれました。
- 朱谷十七「七織抄」
- 神津キリカ「海を汲む」
- ひらぎの「不在のパゼッション」
- 麦原遼「逆数宇宙」
- トキオ・アマサワ「ラゴス生体都市」
- 高丘哲次「人の世の終わり」
- 八島游舷「江戸1910」