ネーム
いつもここにいるよ
ネームに関するアピール
「接触」という事は突き詰めれば、点や面に還元できると思い、図形しか登場しないネームを描いたのですが、あまりにシュールすぎたため、根本のアイディアだけを流用して人間の物語に置き換えてみました。
名シーン感については誰かの人生における重大な一瞬を描くこと、それを強調するためにその人生の丸ごとを盛り込み、それをその一瞬に集約させるという考え方で構成しています。
その集約点には「過去との和解」というエモーショナルな設定を加えました。
さらに「一瞬の描写」についても名シーン感を高めるために時間を大幅に引き延ばすように組み立てています。
個人的に取り組んだ課題としては、準備中の長編の想定読者層はメインが20~30代男性なのですが、30%ぐらいはその世代の女性にも響いて欲しく、試しに20~30代女性読者を意識して作成してみました。
「武器」については
・手持ちの素材が限られている状況でも標準以上のものを作り出す力
・エンタメが持つ「可能性」を信じている
・この世で人生を送ることができなかった弟の想いを背負っているという自覚
・マンガで稼いだ金を、世の中が少しでも子供たちにとって良いものになるように躊躇なく寄付や納税に注ぎ込むのだ!という使命感
あたりかなと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
いろいろご意見いただき、ぜひぜひ学ばせてください。
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