完成稿
愛川さんはアートディレクター
完成稿に関するアピール
気合いと意地でペン入れをしました!
ペン入れに使える時間がかなり限られていたので、短時間で画面を作れる絵柄で清書しています。
主線を太くして、黒ベタを使う箇所を増やすことでページごとのメリハリをつけようと工夫をしました。
冒頭で魔法について言及することで、オチで本当の魔法が出てくることの唐突さを回避しようとしています。展開や絵作り含めて直せると良かったのですが、完成させることを優先して基本はネーム通りにペン入れをしています。
ペン入れをして一番の気づきは、ネーム段階で絵がわかりづらい所や描きづらいところは清書段階でも無理があるということでした。説明文の⑧にある通り、自分の使える時間と求めるクオリティのバランスをとって、今後の課題に臨もうと思います。
よろしくお願いいたします!
文字数:337
ネーム
愛川さんはアートディレクター
ネームに関するアピール
はじめまして! 森紗はるきと申します。
こんな先輩いたら良いよね! というデザイナーマンガを描きました。
私はグラフィックデザイナーとして働いているので、その経験とデザイン制作をしている時の感情を元に、自己紹介としての物語を考えました。
デザイン制作に限らず、仕事をうまく進行するために必要なことは周囲とのコミュニケーションだと、よく実感しています。(自分で仕事を抱え込んでうまくいかないことは今でもよくあることです……)
なので、「困ったら相談する」と、自分にとっても仕事の進行にも良い!ということを自戒も込めてマンガとして描いています。
作中のセリフや状況は実際に自分で経験したことや発言したことに基づいているので、キャラを通して、作者の自己紹介となることを目指しています。
また、作中のネタや状況についてそれぞれ下記記載しています。
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●アートディレクターについて
ざっくり言うと、デザイナーの上位職がアートディレクターとなります。
会社や制作するアイテムによって、アートディレクターが直接手を動かしてデザイン制作する場合と、指示をデザイナーに出して監督や制作進行に専念する場合とがあります。(愛川さんは基本的には監督メインの業務です)
●愛川さんについて
私が愛媛県出身なので、伊予弁を話す設定としています。
デザイナーの使う道具には「あい」と読むものが多いので、それにちなんだ名前としています。「Adobe Illustrator」(略称が「Ai」)/ デザイン制作に使う「iMac」等
●オチについて
デザイナーが使用している「Mac OS」には、データの自動バックアップ機能として「Time Machine 」(タイムマシン)があります。
デザイナーは普段から「command+Z」(直前のコマンドの取り消し)や、「Time Machine 」の使用によって時を戻している……という所から着想しています。
愛川さん本人は時間を巻き戻す魔法として認識していますが、時間を巻き戻されたという意識が主人公にあるため、実際には笛の音で物質に干渉することで操作することができるという能力です。
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以上、お読みいただきありがとうございます!
よろしくお願いいたします。
文字数:978