ネーム
おひっこし退去費用バトル
ネームに関するアピール
■想定読者/媒体
想定読者…ひら☆マン第5期関係者の方々(受講生の方、講師の先生方、運営に携わるスタッフさん)です。
想定媒体…自己紹介というテーマ上、初回はひら☆マン課題掲載サイトへの掲載のみを考え作成しました。
■課題文をどう理解したか
課題文を読み、「自己紹介」を「物語にする」必要があると理解し、
“普通の自己紹介”にならないよう「物語」にしなければということを強く意識しました。
また、課題文をもとに下記条件を満たす作品を心掛けました。
①主人公以外の人間が登場する(ライバルのような、主人公以外に存在感のあるキャラクターが出てくる)
②ストーリーの展開をつける(話の中で何かが起こる、話に起伏があること)
③最後にオチをつける
④自分が実際に経験したことをベースに話を作る
⑤実際の経験に対して「当時感じたこと」または「今感じること(客観的に振り返って思うこと)」のどちらかを盛り込む
■なぜ今回の作品を描くに至ったか
自己紹介というテーマのため、
初めて読んでもらう方に、自分という人間の一部分が見える、伝わるような作品にしたいと考えました。
その「自分という人間」を伝えるうえで、人生経験から物語のネタになりそうな内容をリストアップし、
その中から、自分という人間が出ている(自分のケチなところ。退去費用の自己負担の多さに納得がいかず、交渉を行う。)
かつ、課題文の条件(※)を満たせると考え、今回の”退去費用のやり取り”を選びました。
(※)具体的には下記のような形で条件を満たしていると考えています。
①…退去費用のメールをやり取りする相手がいる
②…考えていた以上に高い退去費用に驚き、費用を低くするための交渉を試みる等
③…やりとりの末、退去費用のうち契約書記載の内容以外は自己負担を無しにできたこと
④…実際に経験したことである
⑤…当時を振り返った内容(11P2コマ目、普段はコミュ障で~というくだり)を盛り込めたこと
■その他作品作りに関するアピール
選んだ内容上、メールのやり取りがある程度の内容を占めてしまうため、
文章が多くなる等して、普通に描いては画面が単調な読み進めづらいマンガになってしまうと考え、
下記のような工夫を凝らして極力読みやすい内容にすることを心掛けました。
工夫①…7Pで、メールで返信する内容を小分けにしてセリフのように枠で囲い、単調な画面になることを避けた。
工夫②…9、10Pのメールの返信も、単調な画面を避けるため、主人公のイメージ映像で画面を作り、10Pの最後のコマでメールを書いているということにした。
その他、メールの文章を所々砕けた表現を使う等の細かい工夫。
以上になります。
さやわか先生、ゲスト講師の先生方、第5期受講生の皆様、株式会社ゲンロンの皆様、
1年間がんばりますので、どうぞ宜しくお願い致します。
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