テーマ

「スキットがなきゃ意味がない」

  • 大森望
  • 課題提示、梗概審査:藤井太洋
  • 梗概審査:河北壮平(講談社)
  • 実作審査:新井素子
  • 実作審査:井手聡司(早川書房)
  • 梗概審査、実作審査:大森望

梗概提出締切| 2018年7月12日(木)

梗概講評会| 2018年7月19日(木)

実作提出締切| 2018年8月9日(木)

実作講評会| 2018年8月16日(木)

登場人物同士が交わす言葉は、一般小説以上にSFでこそ重要な小説の基盤です。会話で何がわかるでしょう。ありがちな役割語を使えば年齢と性別、そして「博士」のような職業は簡単に表現できます。だけどあなたたちが書こうとしているのはSFです。物語に描かれる「性別」はLGBTQよりも多様かもしれないし、職業の社会的な意味合いも自明なものとは限りません。言葉を発するのが機械であることなんて当たり前で、下手をすると「個体」でないかもしれないし、時間だって逆に流れているかもしれない。どんな前提だってありうるのがSFですが、それをわずか数行で表現できるのが会話です。
今回のテーマは自由。
ただし、二単位以上の登場人物が最低でも三回以上、魅力的なやり取りをする内容を含んだプロットを提出してください。
(藤井太洋)

課題提出者一覧