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「誰もが知っている物語をSFにしよう」

  • 大森望
  • 課題提示:冲方丁
  • 梗概審査:藤井太洋
  • 梗概審査:新井久幸(新潮社)
  • 実作審査:宮内悠介
  • 実作審査:浅井愛(文藝春秋)
  • 梗概審査、実作審査:大森望

梗概提出締切| 2016年7月14日(木)

梗概講評会| 2016年7月21日(木)

実作提出締切| 2016年8月11日(木)

実作講評会| 2016年8月18日(木)

物語とは、人と人が時間や空間を超えてつながるための手段です。
さまざまな神話や昔話、あるいは誰もが知っている歴史的事件など……。
長年受け継がれてきた物語を、自分の想像力でSFにしてみてください。
既存のストーリーやキャラクターを下敷きにすることで、そこからどう起承転結を変えれば意外性を出せるのか、どれくらいの登場人物数を自分の力量で動かせるか……といったことが訓練できるはずです。
たとえば「桃太郎」を、時代や国家を変えて語り直してみる、なんてこともできるでしょう。

過去の蓄積を換骨奪胎して、新しい物語を作ることが次回の課題です。

(参考文献)
ジョーゼフ・キャンベル、ビル・モイヤーズ『神話の力』(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
ジョーゼフ・キャンベル『千の顔をもつ英雄』上・下(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
※ただし、プロットを作ったあとに読むこと。

課題提出者一覧