ネーム
恋の挑戦、その極意とは
ネームに関するアピール
テーマについて
肉体的接触がキーになる話ということで、格闘(今回は柔道をメインにしました。)を通して、お互いを理解したり、距離が縮まったりというような変化が起こる物語を考えました。
制約①について
下記の2つを考慮したコマを作るように意識しました。
1.主人公がはっきりと分かる
2.主人公が置かれている状況がわかる
1.については、主人公を一番大きいキャラとして描きました。
2.については、
・女性キャラが登場している
・その女性キャラが主人公と話しをしているわけではない
という2点から、主人公はその女性に恋をしているが、その女性とは少し距離があり、その恋はまだ成就していないことを表現しました。
制約②について
柔道の組み合うシーン、技を決めるシーン(p.5,6,9,14,15)は安彦良和先生の「虹色のトロツキー」第1,4,5集の合気道や相撲のシーンを参考に、そのままの構図を模倣したコマと少しアレンジを加えたコマを混ぜて描きました。その他に、「じゃりン子チエ」や「恋は雨上がりのように」の構図も一部参考にさせて頂きました。
検討事項
一つ一つの格闘シーンが短くなってしまったこともあり、物語のカギとなる肉体的接触としては弱いように感じています。解決策として、
・格闘シーンに多くページを割き、他の要素を減らしていく(恋愛要素は結果的に必要なかった?)
・少ないページ数でも今回立てたテーマが満たされる格闘演出を加える
の2点を検討していく必要があると考えています。
以上になりますが、よろしくお願いします。
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