鬼ごっこ

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ネーム

鬼ごっこ

ネームに関するアピール

課題文に対して下記のことを考えて作成しました。

・「肉体的接触がキーになる話」:お題を聞いて浮かんだのは、「そういえば、こどもの遊びってタッチするものが多いな」ということでした。
鬼ごっこ、色おに、ケイドロ、ぽこぺん…、改めて調べてみると、全国区のあそびでも自分が知らないものもあり、面白かったのです。が、今回もわかりやすいことを第一に、一番メジャーな鬼ごっこを題材に物語を考えました。
(なお、蛇足ですが…。お題を聞き、真っ先に思いついたのは、病院で死の淵にあるお父さんの手を握る話でした。しかし、16ページ以内で思うような出来にならず、別の題材にすることとしました。お父さんの手を握る話は、別の機会にチャレンジしようと思います。)

・1ページ目1コマ目を小さなコマで始めない:自分の好きな作品を見ると、師走の翁先生のおっしゃるとおりだいたいそれなりの大きさ(コマの1段目全部~2段以上使っている)ではじめているものが多いようでした。WEB媒体の漫画は特にそうでした。少なくとも、1P目の2~3コマ目までにはインパクトのあるオオゴマを使っているものが多かったです。そういった1P目で思い切ったコマの作品を見ると、道端で行列店を見かけたり、街中で大きなオブジェクトを見かけて足を止める時のような、「なんだろう」と引き込まれる感覚が湧く気がします。今回、1P目を描くにあたり、前回武富先生に指摘された、”誰が主人公なのか?”という部分だけは、少なくとも絶対にわかってもらうように描こうと思いました。

・思い切った「演出」を使ってみる:いくつかやってみた要素があります。インパクトをもたせたいコマはもちろん大ゴマを使う、なるべくジャンプ率(大ゴマの前は小さいコマ)で勢いをつける、鬼のミキチがキヨに迫るシーンはミキチを少し大きく描く。演出ではないかもしれませんが、読みやすさを上げて離脱率を上げないよう、ジャンプ+作品を参考に、文字数は基本的に25ptより大きくする、基本的に1P3段以上に割らない、1Pのコマ数は少なくする(5~6は多いと思うのですが、そういう場合はセリフのないコマを作る)、ということを心がけました。

よろしくお願いします。

文字数:914

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