事故物件でグッモーニン

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完成稿

事故物件でグッモーニン

完成稿に関するアピール

ネームで提出したパートに繋がる冒頭からUPしました。以後、ネームパートに続き全部で38pの予定です。

文字数:50

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ネーム

事故物件でグッモーニン

ネームに関するアピール

描いた場面は、第1話の途中からです。導入主要人物の出会い、設定説明(表紙含み計10p)が終り事故物件居住開始のところ。この後続きがあり全体で36pの予定の第1話中間パートです。

人から鈍感とか天然ボケとか言われている24才女、照屋キコ。リストラされ部屋を家賃滞納で追い出されてしまう。不動産屋女社長西大寺美穂に見込まれ事故物件に一週間住み、部屋の履歴を綺麗にする仕事をすることになる(社員じゃないので給料は出ない。家賃光熱水道費のみタダ)女社長には霊感があり、怪奇現象のせいで解約されまくる物件を一手に引き受けていた。ビビりの不動産屋社員戸田岳人23才とキコのコメディタッチのやりとりに、各回の違う霊の死んだいきさつ、霊の視点がシリアスに絡んでくる。やがて部屋に憑いている霊は、不可視の恐怖など感じないガサツ?なキコのふとした振る舞いで癒され成仏してしまう。毎回女社長のセリフ「よしっ綺麗になってるねっ」で終わる。

後々明かされる設定として、キコの母は沖縄のユタの子孫で、キコが物心つく前に死去。大阪大正区の母方祖父筋親戚のもとで育ち、高卒就職で上京。キコは母のことは病気で死んだとだけ聞かされ、父が誰かは親戚も知らない。

戸田は、入社後初めて賃貸成約取った上京女子大生に紹介物件で自殺され(事件後、女子大生親にも家主にも理不尽に罵倒された)のがトラウマで、ケチケチした生活を送っているのは、その部屋を新たに誰かに借りられないように無人のまま維持するため家賃を払い続けている為の金欠。

西大寺社長は霊が見えるだけで祓う力は全く無く、子供の頃は犬のチロが守ってくれていたが、チロの死後、除霊をうたう宗教団体に家族がつけ込まれ家庭崩壊したため霊媒師を毛嫌いしている。夫は道楽者。息子は既婚孫は小3男子。愛車は赤のクラシックジャガーEタイプ。

文字数:764

課題提出者一覧