ネーム
美菜ちゃんは自分の子どもが触れない
ネームに関するアピール
第四回のネームです。
今回は学習のために押見修造の『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』のネームをほぼそのまま使って、設定とセリフとキャラなどを変えた習作です。
僕の妻がお前の漫画は難しくてよくわからないしつまらないと言っていたので、
勉強のために、妻が好きな押見さんの漫画のコマ割りと吹き出しの位置を同じにして、妻の言う設定で中身を入れ替えた漫画を作りました。
お話は以上なのですが、課題に対しては、結論的には、
質感とか肌理を伝えるために接写というかアップと、ピタッとかふわっとかいう効果音というか書き文字、あとは絵での指で押すと凹むとか表現というか描写、なのかなーと思って、その辺を考えて取り組みました。
最後の最後で見せゴマを強調するために虫に触られたようなイメージを追加しました。
あとまあ個人的な楽しみというかきっかけとして、接触がテーマなので、一コマ目を指で触れ合う絵として有名なアダムの創造に見立てて、左から子が手を出すところから始めて、見せゴマで逆に右から手を出してます。母が子に命を与えるという意味で子が受けて側ということで始まりますが、僕自身親ではないのですが聞くところによると子が親にしてくれるという風にも言えるとのことなので、その意味で見せゴマで右から神の方から手が出るのですが、その時の受け手である母はどうにもそれが受け入れられなかった、んだということになってます。
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