今回の課題は、実際に児童相談所で働いている友人Aさんの意見(現在も調査中)とそして実際に幼少期から、孤児院に入院されていた方々に対してインタビューを行い、それを題材とした当事者間での差異を参考に制作してみた子供同士のエッチ(インピオ)を主題にした課題です、舞台は近代の孤児院、パノプティコンによって打ち捨てられた少年少女が肉体的な交わりによってシステムを脱しようとするお話です、では以下児相で勤務されている方のインタビューから始まります、
obj_A: Aさん、すみません改めてお久しぶりです
今回、ゲンロンひらめき☆マンガ教室の主題に合わせて、中近代ヨーロッ パにおける孤児院モノの原稿を描いてみたいと思っておりまして、氏には現場の声としていくつかお聞きしたいことがあるのですが?大丈夫でしょうか? なお、なるべく個人名や団体は公表せずに、現状実際に起きた事案やそうなるべくしてなったであろう事象とAさんの書簡を改めてお聞きしたいと思います!
obj_A :あと、こちらは過去、実際に孤児院に入院していた方もコンタクトを取っています、今回は管理者側としての立場と孤児院の方のどちらの意見も採用しておきたいなという前提があり、取材を通してお互いの書簡を述べていただきたく思いますー
Aさん :全然大丈夫ですよー!!!!!気軽になんでも聞いてください!!!お疲れ様です…!!
obj_A すみません!早速ですがちょくちょく出していこうと思います、まったり行こうと思うので途中で既読スルーでも全然構いません、では、市役所での勤務は何年目でしょうか…?
Aさん: はーい!!!東京都の心理職採用で勤務して3年目です!!!児童心理司です!
obj_A :ありがとう!主にどう言った仕事なんでしょう?
Aさん: 児童相談所で、子どもに対する心理業務全般やってます!!子どもの心理状態とか把握したり、カウンセリングとかやってます!対象は主に虐待を受けた子ども、育てにくさ(発達障害とか)がある子どもと、非行少年です!後その親も!obj_A さんがイメージしてるのはおそらく養護施設ですかね?
obj_A :そうです、では、児童相談の電話窓口やアダルトチルドレンの相談窓口ということですね?
Aさん :そうっすね!
obj_A :なるほど、では直接施設との接点があるわけではなくあくまでも相談窓口ということですね…ではその客観的な立場からお聞きしたいのですが児相窓口の問い合わせは年々増加傾向にあると言われていますが、実際どうなんでしょう?
Aさん: 増加しすぎて組織として崩壊してますね…児童虐待のニュースが出てくると、相談件数が一気に倍増しますね
obj_A :虐待のニュースが出ると相談件数が上がる?、因果関係があるんですか?個別ではあるのですがその相談の大まかな内訳をお聞きしたいのですが…
Aさん:世間の目が厳しくなって、通報件数が上がるんですよね…。おおまかにわけて、近隣住民からの通報、学校や塾からの通報、警察からの送致がある感じですが、全体的に増えます!!
obj_A:なるほど
Aさん:大まかには、非行と虐待と養育困難っていうのがあって、非行は暴力系だと家庭内暴力、校内暴力、集団リンチ、性犯罪系だと覗き、痴漢、下着泥棒、トイレ盗撮、強制性交、窃盗系だと万引き、オレオレ詐欺、空き巣、置き引きって感じですかねあと、爆破予告、殺害予告とかの威力業務妨害もあったな
obj_A :まじやばいなそれ…
Aさん: 無賃乗車で青森まで行く常習犯もいましたよ!実際接するといいところもあってかわいいんですけどね…
obj_A :爆破予告に関しては多分親ですね…
Aさん:爆破予告は、ちょっと発達障害があって、気に入らないことがあるとすぐ予告してましたね、ディズニーランドとかAKB48の握手会の爆破予告を小学校高学年からやってました
obj_A:なるほどhttps://www.google.co.jp/amp/s/www.sankei.com/life/amp/190306/lif1903060038-a.htmlこう言った、記事が上がっていますがこの論拠の整合性はあると思われますか?
Aさん:あ、まじでこんな感じです!!!なんか、性化行動って言って、年齢不相応に性的な言動をとる子が被虐児だと多いんですよそう言った子は過去に性的な虐待を受けてたかというと、必ずしもそうではなくて、あまり性的な刺激にさらされる環境になくても、ひどい虐待とか受けた子だとそういう事が起きるんですよね.研修に来てた精神科医が言ってたんですけど、
obj_A :被虐児にですか?
Aさん:これは確証はないんですが、強い力での支配を受けていると、自分の身体のコントロール感を取り戻したくなって、人間の根源である性的な行動に走るのでは?と言われてるらしいです
obj_A :実は、このインタビューからずれるんですがフロイトの「トーテムとタブー」と言う本があり、世の中でトーテム(不可侵の象徴)があるとタブー(触れてはならない話題や事象)ができ、ストレスが噴出しヒステリックに陥るといわれています、普通は、晒されていると性に傾倒すると思われていますが、逆なんですね
Aさん: 晒されてると性に傾倒するのはもちろんです!!!不安が高まって、安心感を得たくて自慰行為をするみたいなそう言う状態ですね
obj_A:obj_A マズローの発達段階の初期の性的欲求(食欲性欲)が満たされてないと言うことですね
Aさん: そうですね!!それに加えて、性的な刺激がない場合でも、暴力とか不安な状況下に晒されていると性化行動が起きやすいんですよね
obj_A :なるほど性の衝動をコンスタントに求めてしまうと言うことですね…
Aさん: そうですね、酷いともうまともだった頃に戻れなくて何年も精神病院にいたりしますね。だから軍隊とか極限状況では性犯罪が起きやすいんじゃないでしょうか?
obj_A :そうですね、事実として、ベンサムのパノプティコンは軍隊や孤児院、刑務所などの合理化されたシステムで採用されています、後日これらはフーコーによって否定されていますが
Aさん: なるほど…グリーンインフェルノって映画知ってます??
obj_A:知ってますー笑
Aさん:グリーンインフェルノで、監禁された男が自慰行為始める場面ありましたよね??イメージ的にはあれに近いかも
obj_A :あーなるほど、ヤスパースの限界状況ですね…しかしそうなると、全ての行為そのものが動物化し個人の取捨選択ではどうにもならない状態に陥りますが、児相はそうなった時の対処はどう言った方法を取るのでしょうか?”先ほどの暴力にしても家庭内暴力、校内暴力、集団リンチ、性犯罪系だと覗き、痴漢、下着泥棒、トイレ盗撮、強制性交、窃盗系だと万引き、オレオレ詐欺、空き巣、置き引き
この犯行による、相談者の利得は何かあるのでしょうか?あるにしてもかなり「性的衝動」に近い気もするんですが
Aさん:対処は…難しいですよね…。まずは安心安全の確保ですかね。本人が安全な環境で日常生活を送るなかで徐々に落ち着いていくこともありますかね。とは言ってもそんなに簡単には解決しないので、先述のような施設内での性的事故が忘れた頃に起きたりするんですよね…相談者の利得は実はいろいろあって、それを明らかにするのが我々心理職の仕事だったりするんですよね!!性的衝動が強い人が必ずしも性犯罪を起こすわけではない、どうして衝動を抑える力が働かなかったのかを明らかにするんですよ
obj_A :なるほど、メタ認識を持ち自問自答させるという方法でとりあえず引き離すと言う選択を、取るしかないと言うことですね…こう、ヤスパース的な解釈から解決するなら夜回り先生様なカリスマが現れたらとか、そう言う解決に向かうのですが、しかし現場にそれを求めるのはあまりにも酷ですし、可能範囲外ですね
Aさん:いや、そもそもメタ認知が働かない人が圧倒的に多いので、それは難しいかな…大人の性犯罪ならいざ知らず、カリスマがいたとしても、刻一刻と変わる子どもの人生の中のどの地点で出会うかによって変わってきますよね、
obj_A :子供の会話のコードも日進月歩変わっていきますし、万能ではないですしね
Aさん:例えば性犯罪の場合、かなりの多い数は軽度知的障害の場合が多いですね…
obj_A :なるほど、今は精神障害として扱う区切りがはっきりとあるんですね
Aさん:そうなんですよねー。。。公務員なので、児相の担当者も数年で変わってしまって、スポットでしか支援できないのが現状ですね。IQの値によって量刑も変わってくるので
obj_A: 最新はそうなってるんですね…なるほど…しかし、それには後天的要因と先天的要因が分かれるのが司法だと思うのですが、それは地域性ではなくその人一個人として査定されることなんですか?
Aさん:あ、たぶんobj_Aくんが言ってるのは精神障害をイメージしている??
Aさん:精神障害と知的障害は別のもので、私が言ってるのは知的障害の方ですかね!知的障害は事故による脳障害とかじゃない限り、ほとんどの場合は先天的なものなんですよ
obj_A :では先天ですね
Aさん:そうっすね!
obj_A :遺伝ですかね・・・具体的にそう思ったときはありますか?
Aさん:いや、わりと日常的にありますかねー…子ども7人産んで、4人知的障害、両親も知的障害、も結構ありますね
obj_A:近親ではないですよね
Aさん: そうなんですよね…昔だと集落の大半は近親結婚による知的障害とかあったみたいですね、ただ、知的障害って言っても、軽度の人はわりと普通の人と変わらなくて、普通に喋るし仕事もしてるけど、小学校高学年レベルの学習までしかできないみたいな感じですかね
obj_A:まじかよ、スペクトラム性ですか・・・
Aさん:その通りです、グレーでも知的障害に該当するかしないかで使えるサービスや社会的な扱いも結構違ってくるので難しいなんか今の刑務所にいる人の何割かは確実に軽度知的障害って統計見たことありますよ、田舎とかだと、ちょっととろい、ぐらいで済まされて一生知的障害の自覚なく過ごす人もたくさんいますねー
わたしが出会った子どもの親で、よく立ちんぼやって捕まってる女の人がいたんですけど、ちょっと太めで清潔感ないけど、愛想のいい可愛らしい女性で、でもその人、一緒に料理したら、計量カップのメモリが読めなくて、60ml測れなかったんですよ
「50と100は書いてあるけど、60って書いてないでしょ??」
一見普通でもそういう当たり前のことができない人、結構多い・・・
obj_A:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/反知性主義
(コレコレ、実は最適化した社会は知性を減退させると言うことを目的としたものがあると言う前提がハイエクって哲学者が言ってることで、働者階級は、基本的にあまり考えずそして奴隷の様に隷属する機構がないとむしろ生産のラインが確保できないと言う新自由主義以降の考えがこの反知性主義
多分その子は、システムに取り込まれることがあらかじめ決まっていて、実はその最適化した環境でのみ、個々人のアイデンティティが許容されるって言うヤバイ考えが、この日本にあるって言う(エビエビデンス)
Aさん:おー、社会福祉の考え方と真っ向から対立している?
obj_A そう、これはナチズムの啓蒙主義の最終形態とも呼べる形なんだよ、要は福祉と言う大義名分を掲げているからそのシステム自体に意味はない、しかし実利としては水面下では労働搾取が曲がり通るのが許されていて、バカだという認定があれば一生それでいてくれた方が公としては合理的にしかもなんの批判も受けずに回るんだよ、産業革命後のイギリスで労働搾取されたのが主に子供だったというのもそれにあたる
Aさん:な、るほど…
obj_A :https://twitter.com/masayachiba/status/1165067328507133952?s=12 その60mの女の子も本当は、輝くものを持っているはずなのに福祉とかそう言うものとは疎遠にされてる、こう言うスペクトラムには該当しないグレーな部分の人たちなんだよ、設計主義の思想は、基本的にドイツ人に最適化する社会を作るにはどうすれば良いのか?と言う理念のもとにおこなわれたんよ、だからアウトバーンって言う今でも使われている高速道路を整備したり、軍用の下請けとしてベンツやbmwが出来たりとかゲルマンはまだその当時後進国だったから軍需産業としての工業が最適化された、その最適化の果てが、金融を握るユダヤ人のホロコーストと労働搾取であり、その最適化されたシステムに対して文句を言う言論人はシステム側からしても排除されるし、それはその当時働いていたドイツ人女性にも言えること…つまり、個性を認めないの設計主義が、全体主義になりそう言う個を認めないやり方が共産主義もナチスとも符合する
obj_A :ごめん、続きいいかな?愛着障害やネグレクトが原因で初等教育が行わられず、例えばルーマニアの泣かない子供のように、後天的な障害も発生するという統計が出ていますが、実感としてそれに近いものがあると思いますか?https://www.google.co.jp/amp/s/forbesjapan.com/amp/27137
Aさん:あ、ものすごくあると思います!!!!
Aさん:私こないだ、親の意に反して子どもを施設に入れるために裁判やったんですが、その子どもがまさにそんな感じだった、ここに書いてあるように自閉症みたいな症状が出てくるんですよ
obj_A チャウシェスクの落とし子達というんですが・・・この子供達はネグレクトを国策として晒されていた経緯もあり、ネグレクトは、基本的にセロトニン再読み込みが防止される常に、抗うつ剤を打たれているような感じになるんです、幼児教育から例えば、身体性母子との出産後の隔離がネグレクトとそして子供の愛着障害と繋がっているという、統計が出ています出産後分娩室に移動し、物理的に離れることもこの母子共々のリスクがあるとも目されています
Aさん: まぁそうでしょうね
obj_A :こう言った合理的な制度そのものにそもそも問題が発生した場合、児相では流石に対応できない例えば、ネグレクトや虐待を受けた子供は児相に意見を仰いだ後、どういう処置がなされるのでしょうか?
Aさん: あまりにひどい症状が出た場合は精神科医がトラウマ治療したりしますかねーあとネグレクトの場合は、親と離れて健康な大人と関係を育んでいく中で人間らしくなっていったりしますよまぁそれでも根幹は変わらないので思春期以降に問題が出てきたりしますかね
obj_A :トラウマ判定が本当に存在していたんですね…あまりにも酷い症状、とは上記の統合失調症が出てくるということですか?
Aさん: 統合失調症は思春期以降に発症するので幼児や学齢児には出ませんねーあと、統合失調症はどちらかというと気質的なものが大きい印象で、強いストレスに晒されたからといって別になるとは限りませんねいわゆるPTSDとかですかねー
obj_A :戦場帰りの帰還兵のあれですね・・・なるほど、かなり貴重な情報ですねそれは、上記の酷い症状の症例と思春期以降をできれば詳しく、あと関連性が知りたいです
Aさん: そうそう、あとは情緒障害とか挙動不審になるやつですね、
obj_A :限界状況になると副腎資質ホルモンが出てくるので、どうしょうもないですね…それは…
Aさん: そうそう、あと関連性に関してですが…まぁあとは、そんなに酷くなくても、学校で不適応起こしたり、非行に走ったりってのもよくあるかもですかね、情緒障害児治療施設ってのがあって、それをググるといい感じに出てくるかも
obj_A: ありがとう!見てみます!
Aさん: 普通の子はだいたい児童養護施設に、非行少年は児童自立支援施設に入るんだけど、どうしようもなく情緒障害が重くて普通の養護施設の枠でやっていけない子が入る専門施設ですね、もっとひどいと児童精神科に何年も入院してたりすることもありますねー
obj_A :体感で良いんですが、その重症度は
・児童養護施設:親や子供その他事情
・児童自立支援施設:反社会的行動
・児童精神科:この両者を併発 と言うかんじですかね?”
A さん: あ、そうですね!!!そんな感じです!!!まぁでも自立支援施設の子どもも今はなんらかの被虐体験やトラウマを持ってる子が多いですかね
obj_A :主に、何が体験に当たるんでしょうか?(今日はここまでで明日でも良いですよ)
A さん:体験ですかねー、暴力とか、人格を否定するような発言とか、過度な行動制限とか、あとは性的虐待ですかねー
obj_A :今、実際孤児院経験の取材している方は、性に関して男子寮と女子寮で完全にパーテンションで仕切られているとおっしゃっていましたある程度症状に、レギュレーションが存在すればいずれそれもお聞きしたいです
一旦切れ、孤児院入院された方にうつる
obj_A:Bさんに少々お聞きしたいことがあるのですが、今同人誌を本格的に作ろうかと思っていまして
Bさん:おお
obj_A:Bさんに少々お聞きしたいことがあるのですが、今同人誌を本格的に作ろうかと思っていまして実体験とインタビューのご協力をお願いしたいのですが…
Bさん:ほうほう!力になれるか分かりませんがいいですよー!
obj_A:すみません、このインタビューに当たってこのログを本誌や媒体に載せるので、どうしてもプライバシーに対して言及してほしくないときは、いつでも言っていただけると嬉しいです
Bさん:了解ですー!
obj_A:では…いきます、孤児院はいつ頃、入院されましたか?
obj_A:入院の経緯は、良ければ教えて頂きたいのですが…
Bさん:親が離婚してから母が亡くなり祖母の家から養護施設に移った感じです
obj_A:入院している、同期の方はほかにいましたか?
Bさん:同期は居ましたねー男女それぞれ2名ずついましたね当時は
obj_A:なるほど、年々増加傾向にあると言うことですね…多くの子達が院内で生活をされていたと言うことですが…生活に不自由を感じたことはありますか?
Bさん:不自由かー、自分の所は個室ありましたしお小遣い貰えて趣味に勤しめましたし特には無かったですねー
obj_A:お小遣いの制度があったんですね!
Bさん:あ!備え付けのテレビが小型でめちゃくちゃ小さかったのが不自由でしたね笑 友達の家のテレビが大きくて驚きましたよ! 小遣いありましたよー!プラモデルとか本とかゲーム買ってましたね
obj_A:プライバシーの確保はかなり力が入っていたみたいですね!なるほど しかも趣味に当てるお金があるというのは、僕は小学生とでしか付き合いがなかったので結構新鮮です…
ちなみになんですが、小学生の子達のプライバシーに対してはどのような処置がなされていたんでしょう?
Bさん:プライバシーの処置ですか?例えばどういった事ですかね?
obj_A:性別や年齢などでパーテンションが区切られているなど、効率性を高める為の処置や有用性に重きを置いてプライバシー空間を確保していたのかが少しお聞きしたいです…
Bさん:施設の構造上分かれていたので、小学生でも性別で区切られてましたねー! 年齢ではある程度固まってましたけど、そこは緩かったですね! 小学生でも個室でしたのでプライバシーは守られてましたよー!
obj_A:なるほど、年齢では区切りはあまりなく性別によって棟が割られていたと言う認識で大丈夫ですか?
Bさん:そうですそうです! 孤児院は、というか自分とこは児童養護施設だったのですが、「児童養護施設 設計図」とかで調べて出てくる建物の構図が似てますね、部屋とかめちゃめちゃ狭かったですよ笑
obj_A:ただ今、児童相談所で勤務している方にインタビューを受けたところ…性別で仕切るが故の同性同士の恋愛が棟全体で発生していると言う事実が浮き彫りになりつつあるのですが、そう言った事実は存在したと思われますか?
Bさん:同性ですか!?女性ですけど、仲の良い同じ施設の同期がいまして施設を出てから一緒に住むという事はありましたね!その後はどうなったのか分かりませんが、あれは恋愛なのかお互いに絆が深いだけなのか…みたいな事はありました質問に応えているかちょっと微妙な感じですね
分かりましたー! 同性同士の恋愛かー…結構発生しているのですね
obj_A:そうですね、例えばですが・・・https://www.sankei.com/life/news/190306/lif1903060038-n1.html
Bさん:おお…うちの施設はちゃんとしていたのですね
Bさん:自分は俗に言う陽キャラでは無く 暗い感じで友達も少なかったので、小学校の頃首吊っててゴタゴタあって転校してから施設に移っていたのであんまり周りに知らされてなかったんですよ、無理やり明るいキャラ演じてましてね 仲の良い友達や元カノには伝えましたけどね、元カノは「どう反応していいのか分からない」って言ってましたね!
obj_A:そうでしたか…ここまで生きてこられた心中及ばずながらお察しいたします、日本はとかく同調圧力が強く何か意志を持って意見を出したり、体制に疑問符を投げかけたりもしくは組織全体が窮屈なのにもかかわらずそれを強いる傾向が強いと私も思います
なぜ私がインピオなのかというとやっぱり、性行為そのものはリスクですしかし、同性異性に関わらず好きという周りから怪訝にされる行為を度返ししてでも好きになるもしくは、好きになってしまったことを後ろ指を刺されてでもそれでもなお曲げない意志というものが私は経験上あると思ってるからです
これを表現するには「怪訝にされるという描写」が避けては通れず
Bさん:なるほど
obj_A:汚物のように見るみたいな・・・そういう具体的なまなざしが私意外にも向けられた方がいるのかなと
Bさん:施設の近隣に住まわれてる人らには変な目で見られましたねー その子供にもあまり自分らと関わらせない様にしてたのが辛かったですね
obj_A:地域にもやはり差別意識のようなものがあったんですね、児相で働いている友人の話ですが、やはり近年ネグレクトと両親のアダルトチルドレンの問題が懸念されている中で必然的に愛情を感じる機会が奪われているもしくは依存関係に陥っているということが問題になっています、これは割と最新の情報ですので、昔と今との境遇は全く本質が違うのではないか?という疑問を持っているのですが…
Bさん:施設関連じゃないですけど、低学年の頃の友達が親がネグレクトで子供が性暴力…だったのかな?ふるっていたのを見たので昔もある程度似ているところはあると思いますかねー?
友達の親がネグレクトで、その友達が性暴力でした
obj_A:なるほど、学校にいる生徒の方が見えざる暴力に侵されて可能性があると言うことですね…
Bさん:あ、あれは学校外の放課後でしたね その友達の家で行われてました
obj_A:ネグレクトを受けた子供が性暴力を振るっているの、具体的にはお教えいただけますか?
Bさん:ネグレクトは憶測の情報なのですが、それでもよかったですかね?
obj_A:大丈夫です!児相で働いてる人の論拠もあるのであくまで一例としてで平気ですー
Bさん:了解しました!まずはネグレクトの部分から話しますと、 自分の住んでる所は外国の人が多く、その友達も外国の方でした。 親の帰りが遅く、家に居たとしても父親がゲームしている事が多かったです。 その子も前歯が虫歯になっていたりしてたので今思うと放置されていたのかなと思います
obj_A:なるほど
Bさん:性暴力は自分と異性の女の子がよく放課後にその子の家(安そうなアパート)に遊びに行く事がありまして、遊んでいたんですけど急に押し入れにその女の子を連れ込みまして、女の子が嫌がっているのは聞こえていたので当時は「ふざけているのかな」と思ってスルーしてしまいましたが、身体触っていたのかなと今は思います そこから女の子があまり来なくなって来たとしても、そういうのは拒否する様になって怒った友達はエアガンをその子に撃って、ネグレクトの父がいたらしく流石に怒ってそれ以降は遊びに行く事はなくなりましたね 小学校低学年の記憶なので色々あやふやですが、そんな感じでした
obj_A:ありがとうございます、なるほど…実はマズローの発達段階と言う心理学知見があって、性衝動を規制すれば代替としてそれが暴力に変わると言うことが言われています、まさしくそれに近い衝動が幼少期にあったんですね…
Bさん:心理学も研究されてるのですか! すごい結びついてますね
Bさん:これはどうか分かりませんが、子供のゲームより自分の見たいテレビ番組を優先したりペットの世話を全くしない親の子供にプロレスと称して下半身触られたりとかありましたねー 別の友達は家の中が荒れていたりして多分ネグレクトだったと思いますけど、同性に口でキスしたりしてましたし冗談であってもネグレクト受けた子供が性的な行動に走ったりするかもしれませんね
obj_A:なるほど、両親が不在であるよりむしろ、両親がいたと言うこと自体が、その子供の性的な育児形成に大きな影響を及ぼすと言うことですね… それはちょっと頷けますし、今の児相の方のお話にも性に接する機会を剥奪されたが故にその衝動のブレーキが効かなくなってしまい暴走すると言うことですね…
obj_A:性と暴力がかなり似通っているという仮説ですが、やはり性に触れていない子は暴力的になり 暴力を振るわれた人間は性的になるという相互関係が発生すると思われますか?
Bさん:暴力的になる子は性に触れてないというのはありましたねー!ある程度年月経って彼女が出来てから落ち着きましたけど 暴力振るわれた人間はーちょっと分からないですねー汗ですが、自分は振るわれてた側だったので性的な存在にはなっているのかなと思います 何か答え違ってたらすみません!
obj_A:全然大丈夫です、言いづらいかもしれないことをしっかり答えていただいたので本当にありがとうございます…ちゃんと作品にしておきたいので無駄にしません
Bさん:いえいえ!ちなみに上記の暴力振るってた子に自分は暴力ふるわれてました笑
obj_A:度々すみませんそれは物理的にですが?性的なものですか?
Bさん:物理的にですね!
obj_A:なるほど…けど彼女や愛を知ると柔和になっていくんですね…そういう子も
Bさん:守る者が出来るとそうなるものなんですかねー! といっても半グレ気味な方なんですけどね笑
obj_A:可愛いですね…
愛を知らなければ多分そういう感覚というか、自助作用という感性が働かずに どんどん悪化して、意思疎通が取れずに暴力という・・・コミュニケーションが取れないというのもやはり問題だと思うのですが?当事者としてはどう思われますか?
Bさん:自分も所謂コミュ障なので確かに問題ですね! うーん、どう思われますかですかー!仕方ないかなーって開き直ったりしてますね
obj_A:Bさん、さっきから質問に答えてくれているのでコミュ障には見えませんが…むむむ… ちなみにその子に彼女ができたのは孤児院内でですか?いつできたかも知りたいです、彼女や彼氏が
Bさん:メッセージだと色々考え直せれる時間があるから楽なんですよね笑 実際だと中々会話の準備しとかないと話せないですよ笑 院内ではないですねー!たしか高校2〜3年頃には彼女連れてるのを見た事あるのでその辺ですね
obj_A:たしかに、考え直せるのは文書の中では楽ですよね…ログも残るし 仕事マジで文章だけにしてほしいのは僕も同じです、 なるほど、それ以前は少し暴力的だったという認識で大丈夫ですかね?
Bさん:そうなんですよね、精神科の人に瞬間記憶能力が低めって言われたのでログほしいですよ笑 そうでしたね!中学の頃は因縁つけられたりプロレスと称して絞められたりされてました笑
ありがとうございます、最後にですが孤児院での厳格な仕切りではなく、管理された環境下での男女の共有する場所というものは必要でしたか?
obj_A:言ったことがぢかうじゃないですかー会話ログ見てくださいよーっていうのはテンプレですよねー 僕は小学校の頃舐められてましたね、色々と
Bさん:テンプレですね笑 縦社会なので口答え許さない感じなのが辛いです笑 い、色々と!? 管理された環境下での共有する場所ですか! それはもっと男女が分け隔てなく接する事ができる場所ということでよかったですか?
obj_A:そうですね!明確に敷切るのではなくグレーな場所を用意するということですね、制度的に
Bさん:子供の頃は気になる娘がいれば仲良くなりたいとかあり必要だと思いますが、 今考えると もし万が一の妊娠とか怪我とか発覚して責任問われたりとか考えてしまいますからねー! 難しいー!ちょっと考えております、施設の人の目が無い状況ですよね
obj_A:あ!目はありますが…敷居が明確に設定されていないという点ですねなので一応は管理下です、例としてはピルの服用やコンドームの着用の講習、妊娠のリスクと肉体的な接触の大切さ、リスクだけではない、学校では教わらない(本来は親が教える)以外のそのほかの可能性や接触に関してですね
Bさん:悩みましたが、 ありですかね? 施設の皆は家族ですけど、血の繋がりが無い年頃の少年少女ですしね 人間のあやまちは何度もありますものね 自分もエロ本とか持ち込めなかったので元カノ居なかった時は施設の子をオカズにしてましたよw
彼女が出来たからそっちに気がうつれましたけど、出来なかったらどうなってたのか分からなかったですね
obj_A:英断ありがとうございます…その決意が本当に尊いです…ええ、はい
Bさん:そう言って貰えてよかったですw 施設の子が創作に結びついてロリ系描くようになったりして後遺症はあったりしますw
しかし、注意しなければならないのは
性教育は踏み込み過ぎると非難を浴びるのはよくありますけど、かといって何も教えずに駄目と教育させて大人に成長させるのも問題でもありますからねー 我々もモラルを身につけるのも大切ですけど人間であり動物ですもんね 性的な物は悪と施設内では思っていて過ごしていたのでそういうのも必要なのではないですかね!中々難しい課題ではありますけどね!
obj_A:難しい問題ですね…接触してしまうとやはり性というものは必然性をもってしまいますし、実際にやんちゃをしていた男の子に彼女さんができたことで暴力性が抑えられたという実例もありますしね… しかし、こういう制度上で当事者側の意見が無視されることもやはりそれと同じく重要ですし、ほかの方々に言っていく必要があると私は思いました この体験を無駄にせず漫画にしてい良いですか?
Bさん:そうなんですよね!抑制しすぎるのも問題かもしれませんよね 全然良いですよ!
obj_A:ありがとうございます!!!
すみません長い間お付き合いをして頂き!なるべく無駄にしません
Bさん:いえいえ!こちらも素の状態打ち明けられて何かスッキリしました笑
obj_A:またこういうことを言ってみたいという、ことがあれば是非猥談でも良いので声かけてください、亡くなった友人ともこういうことを良くしていたので作品として消化するために、後で住所と原稿料をお送りしたいのでまた、連絡させていただくかもしれません !!
Bさん:おお漫画マジですか! やっぱ実体験あると捗りますよね
obj_A:不躾にお聞きしてしまい申しわけありません、実は幼少期から両親が小学校の教師との関係で孤児院の方とのおつきあいがありまして、比較的本音を言いやすいのはむしろネットの方かなという結論に至りました、お聞きしたい点としては、3点ありまして院の構造が『パノプティコン』という中央監視施設のような設計が孤児院にもあったのかが一つ
これはかなり精神的にえぐってしまうかもしれませんが怪訝な感じであしらわれるとはどういうことなのか…が一つ
その中でも異性の子供同士で愛を求めることに対しての是非・・・が一つすみません、エヴィデンスが不足している段階でインピオ書くのは実際に孤児院にいらっしゃったちと人に対して失礼かと思うので・・・最終的には個人的な創作になってしまいますが、地雷はなるべく踏まずにそういった方にも添えることが可能な作品が作りたいんです
ちなみに、僕自身小学校のとにき同性異性とのインピオがありました
Bさん:具体的に教えて頂きありがとうございます! あ、そうだったのですか!?それは挿入までという意味で合ってます?
obj_A:そうですね、できれば意見をお聞きたいです
なるほど・・・ちなみに舞台は中世にしようかなとおもってるのでこういう解説は本当に助かります
文字数:13510