ネーム
忘れられた鬼
ネームに関するアピール
鬼という存在を、共同体から排除されたもの達としての側面を重視しながら、題材にしてみたいと思っており、今回の作品は、そうしたことを考えているうちに浮かんできたアイディアを、コンパクトにまとめてみたものになります。
わたしはちょくちょく、近場にある里山なんかに登っていて、そのついでにその山にまつわる伝承なんかを調べてみたりするのですが、その中にはなかなかに興味深いものもあるのだけれど、
そんなことをしている同世代の人間にはめったに会ったことがないので、いつかそういった面白い伝承なんかも人知れずこの世から絶えてなくなるのだなと思うと、さみしい気持ちになるので、
上手く漫画の題材にしていけたらと思います。
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