≪帰省の挨拶≫ステートメント

作品プラン

≪帰省の挨拶≫ステートメント

出発:かつての侵略国家
到着:かつての植民地
目的:謝罪
設定:ひとりの男が他所の国の見知らぬ者への手土産に何か楽しめるものをと考え自作のを街頭紙芝居を持参しようとするのだが、どうせならば人形劇にしたら面白いと考え旅行鞄に人形を詰め込んでいるうちに鞄はドールハウスになってしまった。

(以下、語り)

昔々或る処に爺さんとお婆さんがいました。
お爺さんは男でした。
お婆さんは女でした。
お爺さんとお婆さんは、男と女でした。
お爺さんとお婆さんは、お見合いで知り合いました。
お爺さんとお婆さんは何度か逢引を交わしました。
番組の途中ですが、ここで臨時ニュースをお伝えします。
ひとりの男が女に刺されました。
ひとりの男が女に刺される。
刺された刹那、男は女を赦そうと思った。
お爺さんはお婆さんを赦そうと思った。
なぁ婆さんや、お前さんのお口はどうしてそんなに大きいの?

(つづく)

 

 

22_五十嵐大輔_帰省の挨拶_1

22_五十嵐大輔_帰省の挨拶_2

文字数:376

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