完成稿
完璧な男
完成稿に関するアピール
<前回の反省>
ネーム作成時、プロット(お話の筋)が定まっていないのに、完成させることを慌ててやってしまった結果
自分でもよくわからなくなってしまいました。
登壇したとき、さやわかさんから「わからなくなったらシンプルにしてみよう」とご指摘をもらいました。
そこから、”主人公が一時的に女の子(美咲)をかばう”という設定を決めてから、再度ストーリーを作り直しました。
鶴谷香央理さんには、感情の一貫性・感情の流れのお話がありました。
そのことを踏まえると、矢井田の表情や言動が前半から後半につれてキツくなりすぎているのに気付きました。
そのため、前半にあった冷酷さ・無感情っぽさを残しながら、矢井田が言いそうなセリフ回しにしてみました。(12p,14p,15pの変更)
また他のご指摘で、”主人公(ひいては読者)だけが知っている矢井田の一面を効果的に入れる”というのがありました。
なので、主人公の前では、矢井田は少し強めなタメ口するようにしました。(特に6p)
鶴谷さん曰く、”読者はそのキャラクター(矢井田)を分かりたい”とおっしゃっていました。
しかし、今回描いていてその真意を理解することができませんでした。本当に申し訳ございません。
今後も、自分自身のマンガ制作とプロットの関係で悩み続けてしまいそうですが、ゆっくり考えていきます。
<今回の完成稿で変えたこと>
今回初めてclip studioを触り、文字入れとスクリーントーンを貼ってみました。
どこにどんなトーンを貼ればいいのかわからなかったですが、
とりあえず、暗いところ&キャラが嫌な気持ちになったところに濃いトーンを貼ってみました。
さやわかさん 師走の翁さん 講評お願いします
文字数:706
ネーム
完璧な男
ネームに関するアピール
今回は嫌いな人をテーマに描きました
社会を生きていると、自分の価値観だけで他人に対して強く当たってしまう人達をたびたび見ます。
そのような人達と会うと、私はなんか嫌だなーと思います。
なんでその人達はそのような言動をしちゃうのだろうか?
1つの見解として、
その人達は、自分の感性内(あるいは能力内)だけで、他人を判断してしまうのではないか
と考えつきました。
このことをキャラクターとして落とし込み、矢井田というキャラを生み出しました。
作品を作るにあたって注意したことが主に2点あります。
◎周りの反応を描くこと
→矢井田がただ嫌なことを言うだけでなく、
それを受けた他のキャラ(主人公&新入社員)がどのような反応するのか、どのような行動をとるのかを厚く描きました。
そのおかげでストーリーが生まれたような気がします
◎嫌いな人(矢井田)も一人の人間であること
→矢井田も矢井田なりの理論を持って行動しているということを意識して描きました。
そうすることで、読んでいる人が矢井田に対してただ拒絶するのではなく、納得しながら嫌さを感じてくれるのではないかと思います。
さやわかさん 鶴谷香央理さん 講評よろしくお願いします。
文字数:497