学生時代の、髪からボタンの開け方から文房具まで
全部同じじゃないと「友達」に分類されない同調圧力が嫌いでした。

実際のところ自分は一切そういう圧に靡かなかったのですが笑
友人と瓜二つな見た目にしている人を、遠目から白けた目で見ていました。

が、最近、お互いが違うことを認め合っている人と何かが重なった時、
「一緒だと嬉しい」という感覚を覚えました。

志穂のような人は、形からおそろいにすることで
その「一緒」という喜びを皆と分かち合いたい人なのだなと、
課題を考えるうちに俯瞰できるようになり、
それを漫画に落とし込んでみました。

落ちた空気を笑顔で持ち上げるクライマックス、というのは４月の課題でやったので、
今回はちょっと間抜けで笑っちゃった、というガスを抜く方向で
ラストの盛り上げを作れないかとチャレンジしました。
また、モブに見せかけた周りの女子もちゃんと血の通った
人間であるという部分を意識していました。
キャラがめっちゃ多いので大変ですが…。

宜しくお願い致します。

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