完成稿
トイレの片岡さん
完成稿に関するアピール
ネームの時は楽しい気持ちを優先して描いたんですが、読み返すと片岡さんが可哀想になったので、社長が片岡さんの気持ちに寄り添うように調整しました。
社長は最後に決断するのですが、片岡さんの涙に流されて決断させられているので、風見鶏っぽさが最後まで拭いきれなかったな…と思いました。
オチは、読者が優しい気持ちになったらいいなと思って描きましたが、テンポが速すぎて情感もへったくれも無くなっている気がします。テンポのコントロールをネームの早い段階から気をつけたいです。
ペン入れしながら、片岡さんのキャラクターがちょっと弱い(テンプレの域を脱していない)かな…と感じました。逆に社長のキャラはネームの時より複雑さを出せたかなと感じました。
バストアップと顔アップの構図を多用しすぎたかなと思います。顔の向きも同じものを使いすぎているので、画面の面白みが無いことが反省点です。色んな向きから描けるようにしたいです。自分の絵を気持ち悪くて受け付けない人も多そうな気もしています。今後のペン入れでそこをチューニングしたいです。
よろしくお願いします。
文字数:464
ネーム
トイレの片岡さん
ネームに関するアピール
トイレに入った瞬間にトイレットペーパーを勢いよく引っ張り出すことでストレスを発散する人(確認してないので実際はストレス発散なのか分かりませんが)に嫌悪感を抱いたことがあります。
トイレットペーパーを引っ張り出す理由が、他人に見せたくない悔し涙を拭くためだったらちょっと許せるかなと思ってストーリーを作りました。
前回、キャラを作ろうとしていることを評価されたので、今回はまずストーリーを作ってコマをざっくり割ってから、キャラの造形に時間をかけて、その後オチを調整しました。(オチが難しかったです。)
意味がわからないところがないかということと、片岡さんの感情の流れが不自然じゃないかが不安なところです。
嫌なことを具体的に1つ選んで、そこからストーリーとキャラを作れた(と思う)経験が初めてなので嬉しかったです。今後の漫画制作に応用できそうな気がしました。
よろしくお願いします!
文字数:385