完成稿
三人の鬼がいる!!
完成稿に関するアピール
初めての完成稿です!とにかく完成させて提出することを目標に頑張りました。
いろいろと至らぬ部分はあるかもしれませんが、これが現時点での自分の全力です。
少しでも楽しんでいただけたら幸いです!
■ネーム修正
ネーム講評を踏まえて修正をおこないました。
修正のポイントは以下2点です。
- 「嫌さ」を対象の人物や事柄だけではなく、主人公のリアクションとして描く
→主人公の心の声を増やしたり、リアクションコマを増やした - テンプレ的で既視感があるため、より具体的なことに着目し情報量を上げる
→上司を3人ににしてそれぞれのエピソードを追加
→展開を作る役割として同期の存在を追加
■ペン入れ
いまはまだどこまでどうしたら完成なのかが判断しきれないので、以下3点だけを意識しました。
- 線をできるだけきれいに整える
- 吹き出し・セリフの位置や大きさを工夫する
- ネーム同様にスムーズに流れるか確認する
以上です。
完成稿をお読みいただいた方、そしてアピール文までお読みいただいた方、本当にありがとうございます!
師走の翁先生、さやわか先生、よろしくお願いいたします!
文字数:456
ネーム
鬼山さんは厳しい。
ネームに関するアピール
新人時代に鬼のような女上司に徹底的にしごかれた経験があり、当時は本当につらく苦しかったので、嫌だった思い出を素材として、いまの自分なりの視点で作品として再構成してみました。
実際の女上司はひとりではなく、個性的な三人組だったのですが、紙幅の都合で全員を描ききれないので、三人のキメラのようなキャラとしてヒロインを設計してみました。途中からヒロインに愛着が湧いてきて楽しく描けたのが良かったです。恐怖時代は3年続きましたがいまとなっては貴重な経験でした。
以下、私が本課題にどのように取り組んだかをもう少し詳しく記載します。
■課題文をどう理解したか
「マンガで伝える」というのが大テーマであり、そのために「明確な意図を持ってマンガを描き、それを読者にわかりやすく魅力的に伝える」ことを実践する課題だと考えました。
- 「嫌いな人、嫌いなこと、嫌いな考え方」について描き、嫌な理由を読者に納得させ、面白がらせる
- そのためにどのような表現を用いれば「嫌さ」が魅力的に伝わるかを考える
- 具体的には、エピソードや絵の力など様々なアプローチが考えられる
■作品制作の背景
- 前述の通り実体験を素材として描いたフィクションとして構成しました。
- ネームを考え始めるにあたって「自分が嫌だと思うこと」「嫌だなと感想を持ったマンガ」を羅列して、そこから要素を拾ってみました。
- ただ単に嫌さを伝えるというより、嫌だと思うこと・人の裏側に気づいたり、視点が変わった瞬間を描きたいと思い、そのような実体験を探してみました。
- 怖かった女上司をテーマにすることにしたので、◯◯さん系のキャラ押しのマンガにしてみようと考えました。
■作品制作過程での試行錯誤や工夫したポイント
- 制作工程
- 一行で表現した企画案をいくつか作成 → テキストでざっくりプロット → ラフなネーム → 実際のネーム という手順で作りました。
- プロット段階で4〜5個うまくいかずに捨てた企画がありました(いつか書いてみたいテーマや企画がけっこう出てきたので、これ自体がすごく収穫だと感じました)
- 家族や友人に、企画やプロット段階から「こんなの面白いかな?」と話してみて感想を参考にしつつ選定・ブラッシュアップしました。少しでも面白そうといわれないと不安で描きだせません。
- ページ数
- 課題1は16ページだったので、今回はペン入れの負担を下げるため8〜12ページくらいを目指しました。ページ数に対してどれくらいの話なら収まるか?を意識して作り始めたのですが結局14ページになってしまいました。
- 課題1の反省を生かして次のことを押さえられるようにしました。
- できるだけシンプルなコマ割り
- 内容とマンガ表現をマッチさせる(マンガ表現だけで説明しない)
- 個人的にやってみたかったこととして以下をやりました
- 「絵」で強い表現となるページをいくつか入れる
- 書き文字や効果線などマンガ特有の表現を使えたら使ってみる
- 可愛い/キレイな女の子を描く
- ネームを描きだしてから分かることも多く、プロットから早くネームに進むべきだったと反省しています
■参考にした作品
- ◯◯さんは◯◯、◯◯◯する◯◯さん系のシリーズの1話・1巻
- 上司に怒られる、怖い上司がでてくるマンガ
- キレイな女上司がでてくるマンガ
- 青春 + コミカルな漫画 (BECK1巻は結構参考にしました)
■今後の課題と捉えていること(講義でつかみたいこと)
- 前回同様に、読みやすさを意識して、誰でも誤解なくつかめるような表現を心がけたが、うまくいっているか。
- 誰向けの作品か?そのために何(どのキャラ・どのシーン)をメインで見せるのか?がいまいちはっきりできなかった。(ヒロインをメインで描くのか、二人を描くのか?主観が強いのか、客観が強いのか?など)
- この話のどの部分が「嫌いな人、嫌いなこと、嫌いな考え方」についてのものなのかピンとこないかも?という不安感があります。
以上です。
ネームをお読みいただいた方、そしてアピール文までお読みいただいた方、本当にありがとうございます!
鶴谷先生、さやわか先生、よろしくお願いいたします!
文字数:1657