青と念力

印刷

ネーム

青と念力

ネームに関するアピール

■『主人公が「うれしさ」と「さびしさ」を同時に感じている場面』について
・天才×秀才と幼なじみのカップリングが好きで、今まで下の立場だった天才が秀才を追い越す瞬間が大好きなので描きました。

・主人公がうれしさとさびしさを感じているのは13ページ目の「もしかして誉はただのノーコンじゃなくて…強い力を持っているのかも」の部分です。主人公が誉の能力に気づいたうれしさの裏に自分を追い越す可能性にさびしさを感じている状態ですが、次のページでギャグっぽく落として「今のところは変わらないか」と未来については考えない状態で終わらせました。
理由としては誉が実際に主人公より超能力を使いこなす存在になるかは未知であり、未知だからこそ恐ろしいと思える主人公は考えないようにしたからです。

・13ページ目のモノローグが重要なのでそれ以外のモノローグを入れませんでした。しかし、「このモノローグを見てほしい」という意識が強く出ていると読者が作者の意図を感じすぎて逆に冷めそうだと考え、モノローグのコマはあえて小さくしました。

■反省点と悩んだ点
・6、7ページが見開きで隣り合ったときに似たコマ割りになってしまいました。

・2人が恋人関係なのかは明確にしませんでしたが、7ページ目で頬へのキスで読者「どういう関係なの?」と疑問が残るかもしれないと思いました。

・誉がパワーのコントロールができない理由は好きな人(主人公)が近くにいる緊張も影響している設定を作っていたのですが作中に説明を入れませんでした。入れた方が良かったかもしれれませんが、蛇足になりそうという気持ちが勝ちました。

・11ページ目で誉が大人数を浮かせたあとに再試験をすぐ再開させるか、時間を置いた設定にするか悩みました。テンポ良くしたかったのですぐ再開させました。

・2人組を描くときに自分の好みでどちらものほほんとした感じにしてしまいがちなので、もっとメリハリをつけたいと思いました。

・タイトルを決めるのにいつも悩むので次回はタイトルを初期段階に決めたいです。

■その他
・百合アンソロジー掲載を想定し、序盤の押し倒しハプニングで百合っぽさをはやめに入れました。

・1ページ目の「やるよ」で読者が「主人公は何をするのか」を疑問に持ちページをめくってもらえるようにしました。

・誉の能力はパワー系で人をひっぱる・スプーンを折る・大人数を持ち上げるです。主人公は対照的にコントロール力が高い設定にしました。

・出版社への投稿用にページ数をもっと増やす場合
→超能力養成学校のギムナジウム感の追加。
→6ページの過去回想を長くする。
→誉側の感情をもう少し掘り下げる。また、誉の能力に気づいていない同級生が誉のことを下に見ている描写などを入れる。

・初期段階ではスプーン曲げや小物を念力で移動させるお話を考えていましたが、画面を派手にするためと「足が地につかない思春期」を連想させるため空中浮揚をメインにしました。

■参考
・コマ割りは今まで少女漫画を主に参考にしていましたが、今回はジャンプの漫画とエッセイ漫画を参考にしました。自分に合ったコマ割りを模索しています。

・超能力の設定は森達也先生の著書『オカルト』を参考にしました。

以上、桃井桃子のアピール文でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

文字数:1358

課題提出者一覧