美術教師の「ほし先生」

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完成稿

美術のせんせい

完成稿に関するアピール

ネーム講評で、「まだ物語になりきっていない」と指摘を受け、自分でも取材内容を全部盛りのネームにしてしまったと反省しました。

取材した内容を反映するために漫画を描くのではなく、あくまでも漫画を描くための取材なのだと学び、完成稿ではエピソードを絞って32Pから6Pに改変しました。

また、講評時に「熱血な先生の主観で話が進むと、うざったくなってしまう。対になるキャラを主人公にするとよい」とのアドバイスをいただき、冷静な生徒を主人公において、“受け”となるようにしました。

小学生のときに先生に押し付けられた価値観が、中学校の先生によって壊されるというお話です。

文字数:276

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ネーム

美術教師の「ほし先生」

ネームに関するアピール

取材先は中学校の教師をしている高校時代の友人です。
多くの生徒らと関わる仕事なので、たくさんのエピソードを聴くことができました。

ただ、何か一つの出来事というより、色々なエピソードを聴いたので、
それらを組み合わせて、一つの物語を作ろうとしたのですが、まとまらず。

全てを1つにするのは諦めて、3つのお話で構成することにしました。
また、主人公の語りですすむエッセイ調にすることで、
自分の得意なやり方に落とし込みました。
(エピソードを組み合わせている部分も多く、チグハグになっていないかが心配です)

普段の友人の印象はパワフルな「ヅカオタ」なのですが、
今回の取材で日々先生として奮闘している話を聴くと、姿勢や行動など尊敬できることがとても多く、そこで私が感じたリスペクトが読む人にも伝わるように描きました。

取材の後は、録音を反芻したり、メモを繰り返ししたりして
友人の経験や考えを自分に染み込ませ、不完全なネームを切りまくりなんとか
お話にしていきました。
自分は想像力が乏しいので取材をしてお話の材料を取り込むことはこれからもやっていきたいです。

文字数:465

課題提出者一覧