ネーム
ひとつの鼓動の後ろがわ
ネームに関するアピール
さびしさとうれしさが同居している場面を作るために主に行ったことは、
主人公が命に対して真剣に向き合っているキャラクターだと分かる言動を細かく入れていくことと、
読み手が感情移入しやすいように主人公の心情描写を丁寧に入れることです。
後半に設置した「さびしさとうれしさが同居している場面」で、
子猫に愛情を持っているからこそこの後待っている幸せをうれしく思っていること、
愛情を注いだからこそ別れがさびしくもあること…をすぐに理解してもらえるように
そのシーンまでに先述した内容をきちんと描くことを心が得ました。
あとは読み手が主人公の感情の解釈に迷わないように、主人公の表情を見た
周りのキャラクター達のリアクションを描きました。
命について漫画を描くことは憧れが強かったこともあり緊張もあり、やはり難しかったですが
自分が考えていることが整理でき、解り、描けて良かったです。
最近はSNSやブログなどで、自死した方が直前まで考えていたことに触れることができます。知らない人の死でも
身近に感じ、ちょっと考えることが多くなりました。そういうことも乗せた作品です。
押し付けがましくなっていないかが心配です。
キャラにファンが付いてほしい漫画が描きたいのでキャッチーなキャラデザを心掛けました。
【キャラクターデザインはこちらから閲覧可能です】
※iyutaniのサイトへのリンクです
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