完成稿
ホリ・ゲノム
完成稿に関するアピール
薄い本…完成です。
大井先生から「仕上げのパターンを増やしたほうが良い」とのアドバイスを受け、今回はペン入れに注力しようと考えました。
自分が、「どのような画面のマンガを描きたいのかわかっていない」ことに気づいたので、ひとまず気の向くようにペン入れをしています。やや遠回り感はありますが、今回やったことと商業誌等のマンガ表現と比較して、置換していくつもりです。
前回の課題から少し表現の幅が広がり、画面については完成稿っぽくなってきたと思っています。
文字数:222
ネーム
水平の遺伝子
ネームに関するアピール
取材しました、難しくて楽しかったです。
取材について
取材相手:大学生。家庭教師のバイトをしている。
取材相手との関係:インターネットの友達。以前一度だけ会っている。
取材テーマ:バイト先の家庭の親子関係について。
取材方法:カフェで3時間程度。経験やエピソードではなく、考え方や感情について重視して伺いました。
取材で得た内容:(プライベートな内容は割愛)
- どんな立派な家庭教師でも、我が子に対しては感情が邪魔して正常に指導できない。
- 教育方法や方針は、親がその親から受けた教育に影響を受けている。
- 親でも必ずしも仲良くすることはないなどの旨を伝えるときの、「伝わった」感は別に伝わってるとは限らない。
- 相手と自分の持つ背景には違いがある。
- 今親子関係とか辛くても、生き延びるとなんとかなる。
- 死ぬことで人生のきれいな瞬間を保存できて、それは嫌だ。
- お前の描いているマンガはドストエフスキーですか?
作品について
取材後、世代間遺伝について描くことにしました。
取材で見聞きした会話や経験をそのまま描くのではなく、それを非現代で再現したいなと思って取り組みました。
ページ毎の見せゴマを意識して構成しました。
反省点
16pに収まる感覚はなんとなく養われていたと思いますが、32pの感覚がなく、かなり詰め込んでしまいました。
ネームとしても伝わる絵になっていない部分があると思います。できるだけ文字で補ったつもりです。
文字数:590