対象読者は、漫画を描くのに3Dを使ってみたいな～でもよくわからないな～と思ってる人です。
3Dのチュートリアルは探せばいくらでも出てきますが、ある程度のデジタルリテラシーを必要とするものが多いと感じます。
この漫画では3Dに触れる体験を、何はともあれ元気よくテンション高めに描くことで「なんか便利で楽しそう」だと感じてもらうことに集中しました。

この形態を使えば「『このアセット使ってみた』的なダイレクトマーケティング漫画」が描けると考えています。
昨今の漫画制作には様々な形で3D技術が導入されています。UE4やblenderの導入事例がかっこよく取り上げられがちですが、漫画を描く多くのユーザーにとっては、クリスタの3D機能が最も触りやすく、やさしく作られています。
セルシスには、本格CGソフトウェアの波にのまれず開発を続けてほしいし、クリスタアセット界隈ももっと盛り上がってアセットの供給が増えてほしいです。
そのためには漫画家からも「これが便利だった！みんなも使ってみて！」みたいな声が出てくることが必要だと思います。作家はどのツールやどの素材を使っていることがばれるのが恥ずかしいみたいなことを考えがちですが、そんなもん漫画の面白さには関係ないしそんなくだらないこと言ってるから便利で素敵な素材が増えないのです。

つまり、この漫画の対象読者には『漫画を描くための便利素材を作ってくれてる方々』『クリスタの開発者の方々』も加えられます。
「素材のおかげで漫画が描けた！」と漫画家が発信する
→素材が売れる
→素材を作ってくれている方々が潤い、やる気が出る
→もっと便利で素敵な素材が供給される
→クリスタが盛り上がり漫画が盛り上がる
→面白い漫画が増えて世界が豊かになる

私がデビューするまでにもっと業界が盛り上がっていてほしいという願いのもと、この作品を提出いたします。

というわけで、今回お世話になったアセットはこちら。

商店街のビル by リージン様
https://assets.clip-studio.com/ja-jp/detail?id=1711608

ビルディング30セット by リージン様
https://assets.clip-studio.com/ja-jp/detail?id=1763400

3D-ビル街 by M_seconda_volta様
https://assets.clip-studio.com/ja-jp/detail?id=1762509

ざくざく星空ペン by 藤矢様
https://assets.clip-studio.com/ja-jp/detail?id=1751009

是非、みなさんも使ってみてくださいね！

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