色が見えない女の子の話

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完成稿

色が見えない女の子の話

完成稿に関するアピール

Twitterを想定しているということで、「当たり前のいい話」を描こうと思いました。

 

元々は別の話でしたが、「足りない状態からの回復」という基本構造をもっと強めようということで、何かの障害者をテーマにしようと思い、何かネタとして都合のいい障害はないかなと検索していたところ、色盲の人間にひたすら色盲用のメガネを渡してその反応を見て感動するという動画をYoutubeで発見し、これがコンテンツとして成立しているのなら安定してウケるネタになるのではないかという仮説のもと、この構造を貰おうと思って設計しました。

Twitterはカラーを投稿できるので、「色が見える」という演出を、最終ページだけカラーで描くことによって演出しようと試みました。
また、補助者となる女友達に、そもそも主人公が与えていたという事実を最初に作ることによって与えられる必然性を持たせ、読者が主人公を応援すること・主人公が幸運を享受することが自然である構造を作りました。

色盲の割合は全体の3%程度(当事者は特別なことだと思っているが、全国規模で考えるとかなりの人数がいる数字)らしいので、自己顕示欲の強い色盲の読者(多分Twitterをやりこんでいる人間は基本的に自己顕示欲が強いと思われるので大丈夫かと思いますが)がこの漫画を引用RTなどして、色盲あるあるなどを勝手に語り始めてくれるなどのルートで伸びる可能性があるのではないかと思いました。

 

また、最近漫画への意欲が落ちていることのひとつに、「作画が気持ちよくない」ことが理由にあったと気づいたので、画面が見づらくなることを覚悟して、ひらマン参加当初、自分がしていた作画方法に戻しました。
クオリティは落ちますが、描いてて辛いよりはマシだと思い、そういう判断をしました。
結果、また描きたい、という思いが徐々に回復してきました。

 

反省点

・そもそもTwitterだとサムネイルが見えてしまうUIなので(4ページ目がカラーだと最初にわかるので)、大体読み始めからオチが見えてしまう(オチが分かっても気持ちのいい話だからそこまで問題ないとは思ったが)
・最後のページの作画が線画段階で甘く、クオリティが落ちてしまった
・RTを狙ったネタとするなら、色盲のように当事者が本当に辛いネタではなく、例えば「絶対音感だと実はこんなことがあって辛い」「IQが高すぎるとこんなことがあって辛い」「学歴が高いとこんな風に先入観を抱かれてしまって辛い」など、「当人は優れているor特別であると思ってアピールしたいけど、表立ってアピールすると嫌われるので『辛い』という体をとって自分がそうであると伝えたい」という感情をくすぐるタイプのネタをやったほうが、拡散欲求を刺激できたのではないかと思ったので、次回Twitter漫画を描くときは意識したい
・最終ページの主人公の表情でもう少し感動を煽るべきだった

文字数:1190

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