完成稿
キヨとコバ
完成稿に関するアピール
過去最大にマンガに対するモチベが低下しており、類を見ないレベルで省エネ作画になってしまいました。次回はもう少し頑張ります…
時系列がややこしいという指摘をいただいていたので、その部分のみ修正しました。
キャラ作りについては色々と反省が多く、必ずしも主人公たちのキャラが立っていない、という問題を抱えており、よく言えば次に繋げていくような作品になったと思います。
キャラが立っていない理由として、やはりストーリーが会話によってでしか展開していないこと、また、基本的な思想のようなものにおいて、特にキヨが周りのモブと差別化されていないことが、キャラが立っていないという状態を作り出してしまったかなと思います。
企画に関しても特に面白い場所ではない(むしろかなり地味な部分を拾ってしまった)部分を切り取ってしまったことで、序盤での引きにも問題を抱えている作品だと思います。
恐らく構造として、この作品はスポーツものというよりもサスペンスに近く、サスペンスでは最後の会話のやり取りにおいて、序盤の「人が不思議な状況で死ぬ」という最大のフックを前提にしていることに対して、この作品ではそれが単なる試合の勝ち負け、という部分でしかなかったので、この漫画を面白くする構造がそもそも成立していないように思いました。
今回の反省を活かすことで、キャラに関してはある程度作り方を体得できたのかなと思うのですが、肝心の企画の部分において、まだ自分の中で整理できていない部分があります。残りの講義や時間を通して、この部分についてもう少し詰めていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
文字数:676
ネーム
キヨとコバ
ネームに関するアピール
今回はスポーツものだ〜〜〜〜!
コミティア出張編集部を含め、6編集部に持ち込みました。
そこで教えていただいたことを、恐らくかなりの割合で再現できたと思います。
内容についてはネームを見てください! 最早ここに言葉は不要!
基本的に今まで全ボツなどはしないようにして作ってきましたが、流石に得た知識量が多すぎたのか、初めて昨日、それまで書いてきたネームに全ボツを出し、新たに1日で描き下ろすということをしました。今めちゃくちゃ眠いです。
バドミントン、特にシングルスは、身体能力の他に、かなりの割合で戦略が介在する競技で、その面白さを一部伝えると同時に、それを通じて人が変わるきっかけになったエピソードを描きたいと思いました。
スポーツものでは特に「才能と努力」という永遠のテーマが取り上げられがちですが、キャラに落とし込むにあたり、「才能」を象徴する昔キヨに対して、単純な「努力」ではない、「戦略」というベクトルを提示する位置づけのキャラとして、コバを配置しました。
強い才能を持つ嫌な奴だった昔キヨが、緻密に戦略を立てたコバに倒されることと、後日その2人が良きライバルとしていい関係を築いていること、このあたりで読者に気持ちよさを感じてほしい、と思いました。
また、「人が努力するように(できるように?)なった理由」というのは大きなフックになるのかなと思ったので、序盤に配置しました。
以上です。
よろしくお願いいたします。
文字数:604