愛の国から幸福へ

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梗 概

愛の国から幸福へ

西暦2352年、九州、高千穂連山で発生した巨大噴火により、日本列島は死の大地になった。
九州全域は火砕流に覆われ、日本列島のほとんどは火山灰に埋まった。大気圏上層部に吹き上げられた噴出物は、全地球的な未曾有の異常気象を引き起こした。夏はなくなり、農業生産は大打撃を蒙った。7万年前に当時の地球人類を滅亡寸前に追いやった出来事の再来――第2のトバ・カタストロフと呼ばれた。
気候変動は長く続くと思われ、人類はこぞって地球を脱出する。しかし、地球にとどまったものもいた。
地球は寒冷化の一途をたどり、赤道直下でも雪が降るようになった。このまま地球全体が凍り付く「スノーボール・アース」になる可能性が取り沙汰された。
北海道の帯広平野には、地熱を利用したコロニーがあり、日本人の生き残りはそこでかろうじて命をつないでいた。しかし、食料の枯渇により滅亡は時間の問題だった。
そこに宇宙船が飛来する。避難した日本人の子孫である乗組員は、火星にある植民地に移住を持ちかけた。放射線に対する不安を口にするものはいたが、その提案に乗ることになった。
第一陣が出発したのは3ヶ月後だった。
(ここまでです)

文字数:487

内容に関するアピール

すいません。

この梗概はダミーです。

このストーリーの通り書くとは限りません。

ご了承いただければ幸いです。

文字数:51

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