梗 概
旅人たちのゲームブック
近未来、この物語はアメ横国際村の高架下、中二階にある北京薬膳店から始まる。
客の女性2人に店主がこんな依頼をする「店の前に遺棄された女の子、赤ん坊を引き取ってくれたら、あなた方に北米帝も食べられない特別な薬膳を提供する」女性たちは顔を見合わせる。2人ともそれぞれ北米の内戦から逃れた亡命者で、戦乱で家族を失っていた。
「喜んでその子をひきとる」と告げると、植物の言葉がわかる特殊能力を宿らせる秘伝料理が出され、食後に赤ん坊を渡される。
赤ん坊は緑色をしている。店主は「この子には光合成をする能力がある、おそらく急速に大人になるだろう」という。そしてこの赤ん坊にしか使えない一冊のゲームを渡される。
(ここからはゲームブックになります。第2次上野戦争も始まります。読む人がストーリーを決めていく形になり、どう読んでも全てが時系列に沿って進みますが、日本中世の絵解き尼が一枚絵から語る物語のように、読み手によってエピソードの位置と意味が変化していきます)
文字数:421
内容に関するアピール
物語は過去から未来へしか進みませんが、メタバース的な広がりを感じられる構造です。
わたしは江戸末期から上野の山の中腹にすみついた一族の末裔で、アメ横の会長になった親戚もいたので…そんな上野の記憶といま世界が抱える不安を、このゲームブックに盛り込んでいきたいと思います。
文字数:132




