同窓会の二次会のダーツバーから、AIのディープラーニングによる囲碁まで、我々の世界は遊戯に満ちあふれています。当然、「遊戯」はさまざまな形で作品に表れてきました。コルタサルは「遊戯の終わり」で子供たちによる「彫像ごっこ」を描いたし、そもそも作風自体が知的遊戯に満ちている。ジャンル小説というもの自体が、一つの遊戯でもあるといっていいでしょう。
もちろん特定の遊戯をテーマにしてもいいですし、それこそ実験的な知的遊戯を目指してもかまいません。ただ、そこには「余裕」があってほしい。それこそは遊戯の肝であり、また読者が求めるものでもあるはずなのです。
期待しています!
テーマ
「遊べ! 不合理なまでに!」
- 課題提示:宮内悠介
- 梗概審査:法月綸太郎
- 梗概審査:都丸尚史(講談社)
- 実作審査:新井素子
- 実作審査:鈴木一人(光文社)
- 梗概審査、実作審査:大森望
梗概提出締切| 2016年9月8日(木)
梗概講評会| 2016年9月15日(木)
実作提出締切| 2016年10月13日(木)
実作講評会| 2016年10月20日(木)