ネーム
リトルアニマルズ
ネームに関するアピール
犯した過ちに気づき、慟哭する絵が一番に浮かんだので、それをクライマックスとして話をつくっていきました。
14Pの二人の衝突が大サビで、サビよりも歌いあげた後のシャウトのほうに感情が乗っているイメージです。
楽しい話ではないですが、中学、高校前後の年齢層に読んでほしい話ではあります。
描きたいテーマのひとつに「過ち、汚れを抱えながらそれでも生きていく」というのがあります。
忘れたい、なかったことにしたい。でも誤魔化していると何かがおかしくなる。
自分の抱えている過ちを見つめるには、まずそれに気づかなければいけないのですが、16Pでおさめるとなると気づくところで終わってしまい、救いのカケラもない話になってしまいました…。
ですが!仲間内の悪ノリに居心地の悪さを感じつつも、傷つくこと/傷つけることに敏感であることを周りに悟れらないように強く振舞っている少年よ!お前はひとりじゃない!と勇気づけられたらいいなと…思っています。
続きを描くとしたら、
・主人公が自分の過ちを見つめ、やがてつぐなうという大筋を軸に、
・かつあげをきっかけに不良グループの一員として育っていってしまう友人との対立。
・この二人の関係を、コミックリリーフとして振る舞いながらつなぎとめる坊主頭。
というのがひとまず思いつきます。(地味だ…!)
浮かんだ場面から話を作ると企画性が弱くなると感じました。今後の課題としていきたいです。
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